食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬がミグリトール(商品名:セイブル)です。 ミグリトールの作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。作用機序 ミグリトール(セイブル)は小腸粘膜で糖質を分解する消化酵素(αグルコシダーゼ)を阻害することで、糖質がグルコースに分解されるのを抑え、食後の血糖値の上昇を抑えます。 具体的な作用点について図にまとめてみました。ミグリトール(…続きを読む
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2型糖尿病治療薬に処方されるDPP4阻害薬がサキサグリプチン水和物(商品名:オングリザ)です。 サキサグリプチンはブリストル・マイヤーズスクイブ社によって創製されました。 サキサグリプチンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 GLP-1・GIPとは? 食事を摂ると、グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)やグルコース依存性インスリ…続きを読む
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2型糖尿病治療薬でグルコースを尿中に排泄するSGLT2阻害薬がエンパグリフロジン(商品名:ジャディアンス)です。 エンパグリフロジンはベーリンガーインゲルハイム社で開発された薬剤です。 エンパグリフロジンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 SGLT2の腎臓での働き 原尿のグルコース99は%以上腎臓の尿細管で再吸収されるのです…続きを読む
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処方せんに特定保険医療材料が単独で記載されていた場合、調剤は可能なのか、加算は取れるのかについてまとめました。 医療材料とは? 医療材料とは医療行為に必要な医療機器や器具を指します。 外来で医療材料といえばまず注射針ですね。むしろそれ以外はほとんど目にすることはないと思います。ここで注意、注射針は単独で処方することはできません。理由としては注射針単独で使うことはないからです。 困ったこと…続きを読む
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2型糖尿病治療薬でSGLT2阻害薬として処方される薬剤がダパグリフロジンプロピレングリコール水和物(商品名:フォシーガ)です。 ダパグリフロジンプロピレングリコール水和物はブリストル・マイヤーズスクイブ社(米国)により創製され、アストラゼネカとの共同開発によって製品化されました。 ダパグリフロジンプロピレングリコールの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 …続きを読む
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2型糖尿病治療薬で処方されるDPP4阻害薬がテネリグリプチン臭化水素酸塩水和物(商品名:テネリア)です。 テネリグリプチンについて作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。作用機序 インクレチン(GLP-1)とは? 食事を摂取すると消化管からインクレチンホルモンであるGLP-1が分泌されます。 GLP−1は血糖値の上昇に応じて、膵臓β細胞を刺激し、インスリンの分泌を促したり、…続きを読む
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2型糖尿病治療薬に処方されるDPP4阻害薬がリナグリプチン(商品名:トラゼンタ)です。 リナグリプチンはベーリンガーインゲルハイム社で創製された薬剤です。 リナグリプチンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。作用機序炭水化物や脂肪などを摂取すると、消化管からインクレチンホルモンが分泌されます。インクレチンホルモンの働き インクレチンホルモンは血糖値の上昇に応じて、膵臓…続きを読む
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2型糖尿病に処方されるDPP4阻害薬にアログリプチン(商品名:ネシーナ)があります。 アログリプチンについて、作用機序、服薬指導や薬歴記載のポイントをまとめてみました。作用機序 食事を摂ると、消化管からイクレチンホルモンが分泌されます。 インクレチンホルモンは血糖値依存的で、血糖値が上がると膵臓β細胞からインスリンの分泌を促したり、膵臓α細胞からグルカゴンの分泌を抑えます。 このインクレチン…続きを読む
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2型糖尿病治療薬として処方されるDPP4阻害薬がビルダグリプチン(商品名:エクア)です。 ビルダグリプチンは、1998年にスイスのノバルティスファーマ社で発見されて開発されました。 ビルダグリプチン(エクア)について、作用機序や服薬指導、薬歴記載の要点についてまとめてみました。 ビルダグリプチン(エクア)の作用機序 食事を摂ると消化管のL細胞からインクレチンというホ…続きを読む
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ビグアナイド系経口血糖降下剤として2型糖尿病に処方される薬がメトホルミン塩酸塩(商品名:メトグルコ)です。 メトホルミン塩酸塩について、注意が必要な乳酸アシドーシスについて、作用機序、服薬指導の要点をまとめてみました。 またメトホルミンの乳酸アシドーシスについて薬剤情報提供書(薬情)に記載がない場合、薬学管理料の返還の対象となる可能性があるため注意しなければいけません。 ビグアナイド系経口血…続きを読む
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