血沈(読み方:けっちん ESR:erythrocyte sedimentation rate)とは赤血球が試験管内を沈降する速度のことで、
疾患を特定するためでなく、関節リウマチなど炎症の進行具合、活動性を把握する目的があります。
または赤沈(読み方:せきちん)とも呼ばれます。
成人男性:2〜10mm/hr
成人女性:3〜15mm/hr
感染症、膠原病(SLE、関節リウマチなど)、悪性腫瘍、心筋梗塞、ネフローゼ症候群など。
関節リウマチなどの膠原病の活動性の指標として検査されるケースがあります。
関節リウマチの患者さんで、自覚症状の痛みは悪化していないのにプレドニゾロンが増量されていた場合、
「血沈がなかなか下がらなくて・・・。」
といったケースもありますので「血沈」を測定されている患者さんへは経過を聞いて薬歴に残しておくとよいでしょう。
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