基準調剤加算・後発医薬品調剤体制加算の変更時には辞退届もセットで

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

こんにちは。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。

平成26年の調剤報酬改定以降、お世話になる薬局の経営者から

「今月から基準調剤加算2を算定する事になった。」
「後発医薬品調剤体制加算の2の基準を満たした!」

などの報告を受ける事が増えてきました。

その際に厚生局への届出が必要となるのですが、手続きでよく漏れるのが「辞退届の提出」です。

基準調剤加算を1から2へ、または2から1へ変更する場合や、後発医薬品調剤体制加算を1から2へ、2から1へ変更する場合、新しく算定する施設基準の届出に加え、以前まで算定していたものの辞退届が必要になります。   

辞退届見本

 

  薬局施設基準辞退

 

辞退届の原本は厚生局ホームページからダウンロード

 

厚生局 薬局 辞退届 検索

辞退届は厚生局のホームページ内にありますが、届け出用紙がたくさんありますので厚生局内のホームページの検索ボックスから「辞退届」で検索するとすぐに出てきます。

辞退届は郵送でも大丈夫?提出方法と期限

辞退届の提出は郵送でも大丈夫ですが、新しい施設基準届け出の際に一緒に提出するのが良いでしょう。施設基準の届け出は、算定月の月初(7月から後発医薬品調剤体制加算2を算定する場合、7月1日)に必着となりますので、直接厚生局に持っていく事になります。 

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伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。

2021年より福岡県北九州市にてティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。

1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。

当面の目標は、
「息子達の成長スピードに負けないこと」

座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」

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