病院、薬局、製薬会社の現役薬剤師が執筆、編集、監修する抗リウマチ薬(DMARD)
関節リウマチ治療薬の治療薬であるJAK阻害薬、フィルゴチニブマレイン酸塩錠(商品名:ジセレカ錠)が2020年に製造販売承認されました。 関節リウマチではメトトレキサート(商品名:リウマトレックス)などのcsDMARDs(従来型抗リウマチ薬)が第一選択として処方されます。 従来型抗リウマチ薬で効果不十分な場合にbDMARDs(生物学的製剤)の使用が検討され、 bDMARDs(生物学的製剤)で効…続きを読む
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関節リウマチ治療薬では日本で3剤目となるJAK阻害薬、ペフィシチニブ臭化水素酸塩(商品名:スマイラフ錠)が2019年に製造販売承認されました。 関節リウマチではメトトレキサート(商品名:リウマトレックス)などのcsDMARDs(従来型抗リウマチ薬)が第一選択として処方されます。 従来型抗リウマチ薬で効果不十分な場合にbDMARDs(生物学的製剤)の使用が検討され、 bDMARDs(生物学的製…続きを読む
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関節リウマチ治療薬では日本で4剤目となるJAK阻害薬、ウパダシチニブ水和物(商品名:リンヴォック錠)が2020年に製造販売承認されました。 関節リウマチではメトトレキサート(商品名:リウマトレックス)などのcsDMARDs(従来型抗リウマチ薬)が第一選択として処方されます。 従来型抗リウマチ薬で効果不十分な場合にbDMARDs(生物学的製剤)の使用が検討され、 bDMARDs(生物学的製剤)…続きを読む
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関節リウマチの治療薬は「Disease Modifying Anti-Rheumatic Drugs」の頭文字をとって、 「DMARDs(読み方:ディーマーズ)」 と呼ばれます。 その中でも、従来型抗リウマチ薬は、 csDMARDs cs = conventional synthetic(従来型のという意味) といわれます。 csDMARDsは大きく免疫抑制薬と免疫調整薬に分けられま…続きを読む
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メトトレキサート(商品名:リウマトレックス)の副作用を防止するために葉酸(商品名:フォリアミン)が併用されるケースがあります。 しかし、メトトレキサートによる重篤な副作用発現時に、通常はフォリアミンでなく活性型葉酸のホリナート(商品名:ロイコボリン)が投与されます。 このことをロイコボリンレスキュー(ロイコボリン救済療法)と呼びます。 「葉酸製剤」フォリアミンと「活性型葉酸製剤」ロイコボリン…続きを読む
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処方1 【一般名】メトトレキサートカプセル2mg 4カプセル 朝・夕食後 4日分 水曜日服用 【一般名】葉酸錠5mg 1錠 朝食後 4日分 金曜日服用 関節リウマチ治療薬であるメトトレキサート(商品名:リウマトレックス、メトレート)には、葉酸(商品名:フォリアミン)が併用されるケースがあります。 薬局で患者さんからも、 「葉酸は何の目的の薬ですか?」 「メトトレキサートと葉…続きを読む
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関節リウマチに処方されるDMARDは大きく下記の3つに分類されます。 従来型抗リウマチ薬 (csDMARD) 分子標的型抗リウマチ薬 (tsDMARD) 生物学的製剤 (bDMARD) それぞれに該当する主な薬剤は下記のとおりです。 分類 主な薬剤名 一般名 従来型 csDMARD 免疫抑制薬 リウマトレックス メトトレキサート ブレディニン…続きを読む
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リウマトレックス(一般名:メトトレキサート)などの従来型抗リウマチ薬(csDMARDs)で関節の腫れや痛みなどの症状が改善しない場合に、生物学的製剤が使用されることがあります。 抗リウマチ薬の生物学的製剤はbDMARDs(Biological DMARDs)とも呼ばれます。 bDMARDsは作用機序で分けると大きく下記の3つに分類されます。 ①TNFα阻害薬 ②抗IL-6受容体抗体 ③…続きを読む
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