吸入ステロイド薬(ICS)/長時間作用型β2刺激薬(LABA)の合剤としてGSKより「レルベア エリプタ」が発売になっています。
レルベアの特徴は既存のアドエアより抗炎症作用が強力で、1日1回の吸入で済むということです。
そして、もう一つの特徴としては、エリプタという、新しい吸入デバイスでしょう!!
デモ機を使ってみても非常に簡便で、よりアドヒアランスの向上が期待できます。
この簡便さの中に一つの落とし穴があるので要注意です。
日頃の患者さまを思い起こしてほしいのですが、ディスカスやタービュヘイラーの吸入方法を説明しているときに、必要以上に、カチカチセットしようとする方いませんか??
吸った感じがしないと、必要以上にカチカチセットして、残薬カウンターだけ進んでしまっている方いませんか??
このエリプタは、カバーを開けるだけで、カチっと薬をセットできる簡便さが特徴ですが、その反面、吸入せずにもう一度カバーを開けてカチッとすると、1回分の薬をロスしてしまうのです・・・
これが理解不足で、何回もカチカチしたら・・・
そうでなくても保管中に、子供が楽しんでカチカチしたら・・・
すべてがロスになり、クレームの元になりかねません!!
簡便な吸入薬でも薬剤師のしっかりとした吸入指導が必要なのは言うまでもありません。
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