「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

現場からの生の学術情報を現役薬剤師達が発信!!

2016年8月7日(日)
ベニジピン塩酸塩(コニール)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

ベニジピン塩酸塩(コニール)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

ジヒドロピリジン系のCa拮抗薬で高血圧と狭心症に処方されるのがベニジピン塩酸塩(商品名:コニールなど)です。 ベニジピンは作用部位である血管平滑筋の細胞膜への親和性が高く、血中濃度に相関することなく長時間作用が持続する特徴があります。 ベニジピンについて、作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 ベニジピン塩酸塩(コニール)は血管や心筋を収縮させるカルシウムの血管細…続きを読む

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2016年8月7日(日)
バルニジピン塩酸塩(ヒポカ)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

バルニジピン塩酸塩(ヒポカ)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬で、高血圧症だけではなく、腎実質性・腎血管性高血圧症にも効能・効果があるのがバルニジピン塩酸塩(商品名:ヒポカ)です。 バルニジピンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントをまとめてみました。 作用機序 バルニジピン塩酸塩(ヒポカ)は血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで血管を拡張させます。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在…続きを読む

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2016年8月7日(日)
12時間持続ニフェジピン徐放錠(アダラートL)作用機序・薬歴記載の要点

12時間持続ニフェジピン徐放錠(アダラートL)作用機序・薬歴記載の要点

1日2回投与で24時間効果が持続するのが、ニフェジピン徐放錠(12時間持続)です。 先発品ではアダラートL錠、ジェネリック医薬品ではニフェジピンL錠+メーカー名で販売されています。 また先発品になりますが、細粒タイプのセパミットR細粒も存在します。 ニフェジピン徐放錠(12時間持続)について、作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 ニフェジピンは血管や心筋を収縮…続きを読む

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2016年8月6日(土)
24時間持続ニフェジピンCR(アダラートCR)の作用機序・服薬指導・薬歴記載の要点

24時間持続ニフェジピンCR(アダラートCR)の作用機序・服薬指導・薬歴記載の要点

1日1回で24時間持続するCa拮抗薬がニフェジピン徐放錠(24時間持続)です。 先発品ではアダラートCR、ジェネリック医薬品はニフェジピンCR+メーカー名として販売されています。 24時間持続のニフェジピン徐放錠について作用機序、服薬指導での要点についてまとめてみました。 作用機序 ニフェジピンは血管や心筋を収縮させるカルシウムが血管細胞内に流入するのを抑えることで、血管を拡張させる働きが…続きを読む

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2016年8月4日(木)
ボグリボース(ベイスン)の作用機序・特徴・低血糖時の対応【ハイリスク薬】

ボグリボース(ベイスン)の作用機序・特徴・低血糖時の対応【ハイリスク薬】

食後の血糖値上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬がボグリボース(商品名:ベイスン)です。 ボグリボースの作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序(セイブル・グルコバイとの違い・比較) ボグリボース(ベイスン)はグルコアミラーゼ、マルターゼ、イソマルターゼ、スクラーゼといったαグリコシダーゼを阻害することで、でんぷんやスクロースがグルコースに分解されるのを防ぎ、血糖値の上…続きを読む

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2016年8月3日(水)
イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)の作用機序・特徴・薬歴記載の要点

イプラグリフロジンL-プロリン(スーグラ)の作用機序・特徴・薬歴記載の要点

尿中からグルコースを排出することで血糖値を下げるのがSGLT2阻害薬のイプラグリフロジンL-プロリン(商品名:スーグラ)です。 イプラグリフロジンL-プロリンはアステラス製薬株式 会社と寿製薬株式会社との共同研究によって日本国内で見出されました。 イプラグリフロジンL-プロリンの作用機序、特徴、服薬指導・薬歴記載のポイントをまとめてみました。 SGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)の作用機序…続きを読む

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2016年8月3日(水)
エパルレスタット(キネダック)の作用機序・特徴・食前服用の理由

エパルレスタット(キネダック)の作用機序・特徴・食前服用の理由

糖尿病の合併症の一つにしびれや痛みといった糖尿病性末梢神経障害があります。 この糖尿病性末梢神経障害に適応のある薬剤がアルドース還元酵素(AR)阻害薬のエパルレスタット(商品名:キネダック)です。 エパルレスタットの作用機序、服用方法、特徴についてまとめてみました。 作用機序・作用部位(ソルビトール還元酵素阻害薬) 糖尿病で高血糖が続くと、グルコースをソルビトールに変換するアルドース還元酵…続きを読む

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2016年8月3日(水)
カナグリフロジン(カナグル)作用機序・特徴・特徴・飲み忘れ時の対応

カナグリフロジン(カナグル)作用機序・特徴・特徴・飲み忘れ時の対応

2型糖尿病治療薬で糖を尿中から排泄させるSGLT2阻害薬がカナグリフロジン水和物(商品名:カナグル)です。 カナグリフロジンについて作用機序、特徴、服薬指導の注意点についてまとめました。 りんごやなしの樹皮のフロリジンがSGLT2阻害薬開発のきっかけ りんごやなしの樹皮から得られるフロリジンがSGLTを阻害し、尿中にグルコースを排出させる「腎性糖尿」が報告されたことがSGLT2阻害薬の開発の…続きを読む

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2016年8月3日(水)
オマリグリプチン(マリゼブ)の作用機序・特徴・飲み忘れた場合の対応

オマリグリプチン(マリゼブ)の作用機序・特徴・飲み忘れた場合の対応

1週間に1回投与するDPP4阻害薬がオマリグリプチン(商品名:マリゼブ)です。 オマリグリプチンについて作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 GLP-1・GIPとは?役割 食事をとると、インクレチンホルモンが分泌されます。 代表的なインクレチンホルモンにglucagon-like peptide 1(GLP-1)とglucose-dependent in…続きを読む

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2016年8月3日(水)
レパグリニド(シュアポスト)の作用機序・服薬指導の要点(ハイリスク薬)

レパグリニド(シュアポスト)の作用機序・服薬指導の要点(ハイリスク薬)

速効型インスリン分泌促進剤として処方される薬剤にレパグリニド(商品名:シュアポスト)があります。 レパグリニド(シュアポスト)の作用機序、服薬指導のポイントついてまとめてみました。 作用機序 レパグリニド(商品名:シュアポスト)は膵臓ランゲルハンス島に作用してインスリンの分泌を促し、食後の高血糖を抑える働きがあります。 ランゲルハンス島にどのように働きかけるのか、より具体的な作用機序を説明…続きを読む

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