「現役薬剤師発」学術情報

「一人の薬剤師の疑問はみんなの疑問かもしれない」

薬剤に関する疑問、患者さんに聞かれて疑問に思った事、それは皆さんが抱える疑問かもしれません。

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2016年8月25日(木)
エナラプリル(レニベース)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

エナラプリル(レニベース)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

ACE阻害薬であり、心肥大も抑える作用があるのがエナラプリルマレイン酸塩(商品名:レニベース)です。 エナラプリルの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 エナラプリルマレイン酸塩は経口吸収後に、活性体であるエナラプリラトに加水分解されて効果を発揮します。 エナラプリラトは昇圧作用のあるアンデオテンシンⅡを生成するアンデオテンシン変換酵素(ACE)を阻害する働き…続きを読む

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2016年8月25日(木)
アムロジピン(ノルバスク・アムロジン)作用機序・グレープフルーツの飲み合わせ・薬歴記載のポイント

アムロジピン(ノルバスク・アムロジン)作用機序・グレープフルーツの飲み合わせ・薬歴記載のポイント

1日1回投与で持続性のあるCa拮抗薬がアムロジピンです。 先発品ではノルバスクやアムロジンとして販売されています。 アムロジピンについて作用機序、服薬指導、薬歴記載でのポイントについてまとめてみました。 作用機序 アムロジピンは血管や心筋を収縮させるカルシウムの血管細胞内への流入を抑えることで、血管を拡張させ血圧を低下させる働きがあります。 具体的な作用点ですが、アムロジピンは細胞膜の電…続きを読む

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2016年8月25日(木)
イミダプリル塩酸塩(タナトリル)作用機序・特徴・服薬指導の要点

ACE阻害薬の中で1型糖尿病に伴う糖尿病性腎症にも効能・効果のある薬剤がイミダプリル塩酸塩(商品名:タナトリル)です。 イミダプリルについて作用機序、特徴、服薬指導でのチェックポイントについてまとめてみました。作用機序・作用点イミダプリル塩酸塩は経口投与後、加水分解により活性代謝物であるジアシド体(イミダプリラート)に変換されて効果を発揮するプロドラッグです。 イミダプリラートは血圧を上昇さ…続きを読む

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2016年8月20日(土)
バルサルタン(ディオバン)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

バルサルタン(ディオバン)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

AT1受容体への選択性がAT2受容体に比べて30000倍高い(in vitro)ARBがバルサルタン(商品名:ディオバン)です。 バルサルタンの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 アンデオテンシンⅡがアンデオテンシン受容体(AT1受容体)に結合すると、血管平滑筋が収縮し、水やNa+の貯留がおこり、血圧が上昇します。 バルサルタンをはじめARBは、アンデオテン…続きを読む

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2016年8月16日(火)
フェロミアとフェログラデュメットの違い・使い分け・副作用

フェロミアとフェログラデュメットの違い・使い分け・副作用

鉄欠乏性貧血に処方される経口薬にフェロミア(成分名:クエン酸第一鉄ナトリウム)とフェログラデュメット(成分名:乾燥硫酸鉄)があります。 フェロミアとフェログラデュメットの違いや服薬指導での注意点についてまとめてみました。 効能・効果 薬品名 効能・効果 フェロミア 鉄欠乏性貧血 フェログラデュメット   作用機序 作用機序はフェロミアもフェログラデュメットも同じで、小腸で鉄とし…続きを読む

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2016年8月9日(火)
「糖尿病患者さんへの服薬指導」甘いけどカロリーオフ!知っておきたい代表的な甘味料

こんにちは。 エビデンスエージェントの工藤知也です。 このシリーズでは保険薬局で扱いやすい健康食品に注目して、 今すぐ販促に使える情報をお伝えしています。 今回は、肥満や糖尿病で意識する「低カロリー食品」に注目していきます。 甘味を好む理由 私たちは、なぜ、甘味を好むのでしょうか? それは、脳が糖類を重要な栄養素として認識しているからです。 重要の意味は、ご存じの通りエネルギー源と…続きを読む

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2016年8月8日(月)
シルニジピン(アテレック)作用機序・グレープフルーツとの併用・薬歴記載の要点

シルニジピン(アテレック)作用機序・グレープフルーツとの併用・薬歴記載の要点

ジヒドロピリジン(DHP)系 Ca拮抗剤であり1日1回朝食後投与で昼、夜、早朝の血圧コントロールが得られるのがシルニジピン(商品名:アテレックなど)です。 シルニジピンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序(N型Caチャネルブロック作用もあり) シルニジピン(アテレック)は主に下記の2つの作用機序があるとされています。 ・L型Caチャネルブロック作用(D…続きを読む

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2016年8月7日(日)
アゼルニジピン(カルブロック)作用機序・グレープフルーツの併用・薬歴記載の要点

1日1回投与で効果を発揮するジヒドロピリジン系Ca拮抗薬がアゼルニジピン(商品名:カルブロックなど)です。 アゼルニジピンの作用機序、服薬指導の注意点についてまとめてみました。 作用機序・L型・T型Caチャネル遮断 アゼルニジピン(カルブロック)は、血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで血管を拡張させます。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在するジヒド…続きを読む

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2016年8月7日(日)
ニルバジピン(ニバジール)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

ニルバジピン(ニバジール)作用機序・特徴・服薬指導のポイント

1日2回投与のジヒドロピリジン系Ca拮抗薬がニルバジピン(商品名:ニバジール)です。 ニルバジピンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 ニルバジピン(ニバジール)は血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで、血管を拡張させる働きがあります。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在するジヒドロピリジン結合部位に結合し、血管細…続きを読む

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2016年8月7日(日)
ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル(ヘルベッサーR)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル(ヘルベッサーR)の作用機序・特徴・服薬指導の要点

ベンゾチアゼピン系Ca拮抗薬で1日1回投与の徐放製剤がジルチアゼム塩酸塩徐放カプセルです。 先発品ではヘルベッサーRカプセル、ジェネリック医薬品ではジルチアゼム塩酸塩Rカプセル「サワイ」や、ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル「日医工」が販売されています。 「R」の由来ですが「Retard=遅らせる」の頭文字をとって持続性製剤を意味しているそうです。 ジルチアゼムの作用機序、服薬指導の要点について…続きを読む

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