まつ毛が長くなる・・・
と聞いて、薬剤師ならば、緑内障患者が浮かぶと思います。
プロスタグランジン系の点眼薬を使っている方は、副作用によりまつ毛が太く長くなってしまいます。
その副作用に着眼して、美容外科や海外ではまつ毛の育毛剤として販売されています。
女性の中では、芸能人や雑誌で多く取りあげられており有名のようですが、男性の中では知らない方もいるのではないでしょうか??
「まつ毛 伸びる」のように、検索をかけるとたくさんの情報が得られます。
商品名は「ラティース」、「ルミガン」、「ケアプロスト」一般名はビマトプロストです。
日本では処方せん医薬品として「ルミガン点眼液0.03%」が緑内障治療薬として販売されています。
日本では、個人で海外から購入することや、美容外科でも手軽に手に入るようになっているようです。
薬剤師としては自己責任の下での使用を注意喚起するとともに、リスクを伝えることも必要でしょう。
使用法は、毎日まつ毛に塗布していくようですが、プロスタグランジン製剤なので
・目に入ると、「眼圧が下がる、充血する、かゆみが起きる」
・皮膚に接触すると、「黒ずみができる」可能性がある
といったリスクが考えられます。
インターネットを使えば、簡単に個人で薬を手に入れることができる時代になっています。
少しでも薬害を減らすためにも、正しい知識を伝えていくことが地域に生きる薬剤師の大きな役割ではないでしょうか?
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