後発品の割合によって、調剤基本料が変わるため、可能なものは後発品への変更を意識して調剤をされている薬局も多いことと思います。
子宮内膜症治療薬のディナゲスト(一般名:ジエノゲスト)にも多くの後発品が存在します。
婦人科からディナゲストの処方箋を受けたときの後発医薬品への変更について考えてみたいと思います。
ディナゲストか。
後発品への変更不可のチェックがないし、患者さんにジェネリックを希望されるか確認してみよう。
患者さんに後発品への変更希望を確認したところ、
是非お願いします!
このお薬高いから安くなるなら嬉しいわ。
はたして、このように後発医薬品へ変更して問題ないでしょうか?
先発品と後発品で、適応の違いのある薬剤はいくつか存在しますが ディナゲストはそのうちの1つです。
ディナゲストには2016年12月に、
「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」
への適応が追加となりました。
しかしながら、後発品においては、子宮内膜症の適応のみとなっています。(2018年10月時点)
患者さんがジェネリックへの変更を希望される場合、
の確認が必要です。
なお、子宮内膜症と子宮腺筋症は合併することもあります。
その場合は後発品での調剤が可能です。
ディナゲストを後発品に変更の場合は、念のため適応を確認しましょう。
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