SGLT2阻害薬は尿中に余分な糖を出すため、尿路や性器の感染症が生じる事があります。
特に女性に注意すべき事項(尿路感染症、性器感染症の特徴)と、日常の注意点についてまとめてみました。
・排尿時の痛み
・トイレが近い
・尿に血が混ざる
・残尿感がある
・尿が白く濁っている
・陰部の痒み
・陰部が腫れる
・おりもののにおいが強くなる
・おりものの色が変わる
・おりものの量が増える
上記のような症状がある場合は医療機関に受診勧告する必要があります。
・トイレの後は前から後ろに拭くようにする(大腸菌の感染防止の為)
・トイレを無理に我慢しないようにする
・水分を十分に摂る
・パンティライナーなどはこまめに取り換える
SGLT2阻害薬が上市され、「痩せる糖尿病薬」などの口コミもあり今後女性への処方も増えてくると思いますので、新規に処方された女性患者さんには注意喚起の必要があります。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。
コメント欄ご利用についてのお願い
※コメントはサイト管理者の承認後に公開されます