帯状疱疹はピリピリ感など軽い皮膚の違和感から始まり、紅斑、丘疹(読み方:きゅうしん)に続き、水疱が出現します。
治癒までの期間短縮や、帯状疱疹後神経痛(PHN)を防止するためにも早期の薬物治療が求められます。
皮疹発現の3日以内に抗ウイルス薬をスタートするのが望ましいですが、
皮疹が出現してから1週間以上経って皮膚科を受診されるケースに遭遇することが何度かありました。
また帯状疱疹では痛みを伴うことからQOLに影響をきたすこともありますので、服薬指導時は薬の説明だけでなく、生活面での指導も必要となります。
帯状疱疹に処方される内服薬、生活面での指導についてまとめました。
商品名 成分名 |
排泄経路 | 帯状疱疹での用法・用量 |
ゾビラックス アシクロビル |
腎 |
4000mg分5 原則7日間 |
バルトレックス バラシクロビル |
腎 | 3000mg分3 原則7日間 |
ファムビル ファムシクロビル |
腎 | 1500mg分3 原則7日間 |
アメナリーフ アメナメビル |
主に糞便中(約80%) |
400mg分1原則7日間
空腹時服用は避ける |
作用機序はこちらにまとめています。
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。
コメント欄ご利用についてのお願い
※コメントはサイト管理者の承認後に公開されます