解熱・鎮痛剤 | 「現役薬剤師発」学術情報

2018年7月12日(木)
ロコアテープの変形性膝関節症への効果とNSAIDs製剤の併用について

薬剤師ライターの裕と申します。 先日参加したロコアテープのメーカー勉強会で得た情報を共有したいと思います。   ロコアテープの成分・ハッカ油配合の理由 ロコアテープはエスフルルビプロフェンとハッカ油を有効成分としたNSAIDsテープ剤です。 エスフルルビプロフェンはフルルビプロフェンの光学異性体であり、フルルビプロフェンよりも2倍近いCOX(シクロオキシゲナーゼ)阻害作用を示します。 …続きを読む

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2018年6月7日(木)
トラマドールの効かない患者!?プロドラッグ代謝酵素の遺伝子多型に注意

プロドラッグとは、投与されると生体による代謝作用を受けて活性代謝物へと変化し、薬効を示す医薬品です。 今回は活性代謝物がより鎮痛作用を示すトラマドールを取り上げ、添付文書だけでは分からない遺伝子多型による効果減弱のケースについて解説します。 目次 トラマドールとは トラマドールはプロドラッグ? トラマドールの2つの鎮痛作用 トラマドールの2つの代謝経路 CYP2D6の遺伝子多型につい…続きを読む

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2017年4月19日(水)
NSAIDsによる胃腸障害のメカニズム「COX-1阻害と胃粘膜直接障害」

非ステロイド性抗炎症薬(以下、NSAIDs)には、その副作用として胃腸障害が知られています。 よくNSAIDsを投薬時に患者さんへお伝えすることとして、 「食後に服用してくださいね」 といったフレーズがあるかと思いますが、今回は、ちょっとその理由を少し詳しく考えてみたいと思います。 NSAIDsによる胃腸障害の発生機序(メカニズム) NSAIDsによる胃腸障害の…続きを読む

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2016年9月27日(火)
アスピリン喘息の機序(メカニズム)と禁忌薬

ほとんどのNSAIDsの添付文書をみると禁忌欄に「アスピリン喘息」とあります。 アスピリン喘息について、具体的にどのような症状が起こるのか、機序、原因となる薬剤についてまとめてみました。 アスピリン喘息とは? アスピリン喘息は、アスピリンだけでなくロキソプロフェンナトリウムやジクロフェナクナトリウムなどの非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidalantiinflammato…続きを読む

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2016年6月11日(土)
ピリン系の薬剤について解説 医療用医薬品・OTC(市販薬)の一覧

「ピリン系アレルギーあり」 患者アンケートなどで「ピリン系にアレルギー」と書かれていることがありませんか? ピリン疹という言葉も有名ですが、具体的にはどの薬を避ければ良いのでしょうか。 医療用医薬品とOTC(市販薬)ではどのような薬剤がピリン系に該当するのかまとめました。 目次 ピリン系薬剤とは?アスピリンは該当? ピリン疹とは イソプロピルアンチピリンに注意! ピリン系の医療用医…続きを読む

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