「薬剤師免許があれば大丈夫」
そう思っている薬剤師さんは多いのではないでしょうか?
薬剤師はもはや、超売り手市場ではなくなった
私が採用業界に入ってそう感じるようになりました。 登録販売者という制度ができ、ドラッグストアから調剤薬局に転職する薬剤師さんが増えています。
また団塊の世代の方々が製薬メーカーなどを定年で退職され、調剤薬局に転職されるケースも増えてきました。 年齢が高く、未経験の場合は薬剤師免許があっても面接で落とされる事はありますが、年齢が30代、40代と若いにも関わらず薬局において「面接で落とされる薬剤師」も増えているように感じています。
「ズバリ面接で落とされた薬剤師」の特徴を、私の周りの薬局の経営者、採用担当者の方に聞いた話からまとめてみました。
「年収は600万円以上で、土曜日は休みでお願いします」
正社員を希望するにも関わらず、「○○曜日は休みでないとダメ」「時間は○○時まででないとダメ」と条件ばかり求められ断ったという経営者の方がいらっしゃいました。 もちろん家事や介護などがある場合は仕方ないかもしれませんが、家庭の事情で制限がかかるのであれば「正社員」ではなく「パート」で申し込むのがよいでしょう。
「履歴書の自己PRが空欄だった」 「履歴書がくしゃくしゃになってカバンの中から出てきた」 「面接中に足を組んでいた」 「薬剤師免許があれば何でもあり」という考えがこのような行動になるのかもしれません。
特に「足を組む」などの癖は自分でも気付かない事がありますので、不安な方は一度家族や友人に模擬面接をしてもらうのも良いでしょう。
「自分は何でも知っているような話をされた」
「面接の時点で自社の批判をされた(本人は変えたいと思っているのだろうが、少し的外れな指摘だった)」
自分を良く見せたい、会社をより良くしたいと思う気持ちは、自然と出てくる思いかもしれませんが、まずは「郷に入れば郷に従え」ということで環境に合わせることが大事だと思います。
このように面接で落ちる薬剤師の共通点として「自分が働いてあげる」という気持ちが根底にあるように感じます。
「働く場所を与えてもらう」という気持ちを根底に持つ
この気持ちをどれだけ持てるかが、就職活動において最も大事な心構えではないでしょうか。
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