悪徳スカウトマン、ヘッドハンターにご注意を【薬剤師の転職活動の注意点】

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

薬剤師ヘッドハンター

「○○ですが、管理薬剤師の○○先生いらっしゃいますか?」
薬局勤務をしていると、このような営業電話を受けた経験があるのではないでしょうか。 不動産の投資勧誘、保険の勧誘、転職の勧誘・・・ 基本的に管理薬剤師あての電話はこのような「勧誘」が目的ですので、きっぱりと断るのがベターでしょう。

なぜ○○先生と個人名が分かるのか?
人間の心理として個人名で呼び出されると、応対しないといけない気持ちになると思います。
「なぜ自分の名前が分かるの?」 「どこで自分の個人情報が漏れているの?」 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、厚生局のホームページに薬局名、管理薬剤師の名前が公表されています。勧誘目的で営業をかける会社は厚生局のデータを基に営業を行っているのです。

会社名でなく個人名での電話に注意
これまで「株式会社△△の○○と申しますが、」の電話が主流でしたが最近では「○○ですが、管理薬剤師の○○先生いますか?」というスタイルの営業電話が増えているように思います。会社名で電話をかけると少し構えてしまうからでしょうか。このように個人名で電話をかけて壁を取り除いて勧誘するケースが増えていますので注意が必要です。

店舗に電話をかける転職あっせん会社は悪徳ばかり
店舗に直接電話をかけて転職を勧める、「引き抜き型」の転職あっせん会社はほとんどが悪徳な会社なので注意しましょう。なぜなら、「店舗に電話をかける」=「市場を荒らす」ような会社は会社自体が短期志向型で、本当に薬剤師のキャリアを支援してくれないからです。 「○○先生のご活躍をお聞きしましてお電話しました」 などと甘い言葉にはくれぐれも流されないように注意しましょう。 とにかく店舗への勧誘電話は「きっぱり断る」が一番です。

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。

2021年より福岡県北九州市にてティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。

1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。

当面の目標は、
「息子達の成長スピードに負けないこと」

座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」

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