こんにちは。
薬剤師ライターのまいです。
私自身の経験を基に、薬剤師が医薬品卸で働くことのメリット・デメリットについてお話しします。
薬剤師の就職先と言えばやはり主流は調剤薬局やドラッグストア(以下DS)、病院ですよね。
医薬品卸の薬剤師は普段表に出てくることがないため、何をしているのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
医薬品卸の営業所勤務の薬剤師の主な仕事内容について説明します。
普段は営業所内で仕事をしていますが、月に1,2回、他営業所や他社の卸薬剤師の会合に出掛け勉強会や情報交換を行ったりもします。
基本的にはルーチンワークで計画的に業務を進行することができます。
一般企業と同様に勤務時間固定、土日休なのも魅力だと思います。
実際小さい子供がいるママさん薬剤師の多くがフルタイムで働いています。
直接患者に接することはありませんが、このような形で現場の役に立てていると実感できると嬉しいものです。
卸→病院・薬局へ転職したとしても、上記のスキルがないので転職後しばらくは苦労しそうです。
(卸薬剤師の離職率が低いことの一因かもしれません。)
定年まで一営業所の管理薬剤師のままであればまず大きな昇給は望めません。
本社の管理部門で役職に付けばまた違うと思いますが非常に狭き門です。
かなり年上の人に注意や指導をするときは気を遣います。
分からないことは本社の薬事関連の部署や他営業所の薬剤師に確認しますが、自分一人ということで何かと不安や孤独を感じることがあります。
医薬品卸に向き・不向きはあるのでしょうか。
半年間の学生実習で「自分に病院や薬局務めは無理だ!」と感じたら、医薬品卸を就職先の候補にしてみてもいいと思います。
皆が思い描く薬剤師のイメージとはかけ離れていますが、医療従事者からの問い合わせに的確に回答できた時や、作成した資料を活用してもらえた時はとても嬉しいし、やりがいを感じられる仕事です。
一人薬剤師なので日々自分の成長を実感できますし、個人的にはオススメです。
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