薬剤師が高時給派遣に飛び込む技術・メリットとデメリット

この記事を書いた人

スギ

薬剤師

こんにちは。薬剤師バーテンダーのスギです。

突然ですが、皆様は薬剤師の派遣などで高時給とうたわれている求人についてどのような印象をお持ちでしょうか。

「どうせ3Kを思わせる職場なんだろ」
「ブラック薬局じゃねーのか?」
「使い捨てのような感覚で使われるんだろ」

など、ネガティブなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。

個人的な話になりますが、「労働条件はどーでもいいから、とにかく高時給だ、これしかない」と思った時期がありまして、その際思ったことをここに記しておこうと思います。

高収入薬剤師求人は決して悪くない

結論から申しますと、高時給求人、決して悪くないぞ!です。

様々な勤務形態があり、いろいろ試しましたが、どの現場においてもその企業の社員同等に扱われ、特別な負荷をかけられるということなどもありませんでした。

もちろん中には

「キミは派遣社員だからこの件については関係ないね…」
「じゃあキミは調剤室には入らずにずっと投薬で」

などというトホホな経験もなきにしもあらずですが、基本は有期契約ですので、精神鍛錬の場と割り切ればこっちのものなのです。後から考えればそれもいい思い出となるでしょう。

高時給求人に飛び込む技術などとのたまっていますが、結局そこには技術なんてなかったのです。ただ与えられたタスクをこなし、及第点を出し続けること。見方を変えればこれがその技術なのかもしれませんね。

私にとってはいいことづくめのこの経験ですが、友人の薬剤師に話しても、まぁ動きませんね。「いいなぁ」「スゲー」という言葉とともに羨望の念は感じるのですが、残念なものです。

私のこの記事により、興味を持たれた方、ぜひトライを検討してみてもいいのではないでしょうか。より詳しい内容を知りたい方は、個人的にアクセスしていただければ可能な範囲で対応します。

以下、メリット、デメリットをまとめます。

薬剤師が派遣で働くメリット

短期的にではあるが、手取り収入が圧倒的に増加する
(これをローリングすれば長期的な高収入が担保される)
現場の社員と同等の扱いであり、それ以下でもそれ以上でもない
(ゆえに過度に恐れる必要はない)

薬剤師が派遣で働くデメリット

メンタルタフネスが非常に重要になってくる
(ある程度割り切りができる方が好ましい)
業務を淡々とこなすことが目的になってしまう
(その都度軌道修正が必要)

こんな感じでしょうか。人が働く目的というのは多々あります。今回はその中の一つ、収入にこだわる働き方の提案でした。

この記事を書いた人

スギ

薬剤師

愛知県内の私大薬学部を卒業後、ドラッグストア、調剤薬局での勤務の傍ら、趣味の延長でバーを経営する。

「昼は薬剤師、夜はバーテンダー」という異色の経歴を獲得し、1人でも多くの方々と交流できるよう日々奮闘中。薬剤師の他に2級FP技能士の資格を有し、割と堅実な面も併せ持っている。

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