薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。
「門前薬局では味わえない面薬局のやりがいって何ですか?」
先日ある後輩の薬剤師さんから質問を受けました。
僕が新卒で入社したのが面対応の調剤チェーンで、その後、中規模~大規模の門前薬局で薬剤師として働いた経験から、大型の門前薬局と面対応の薬局との違いを一言でいえば、
「面薬局はマイ患者さんがつきやすい」
と考えています。
特に大型の門前薬局の場合、
来局される患者さんは門前の病院に受診する時しか利用されないケース多い傾向にあります。また大病院の門前となると、調剤に追われ服薬指導も要点のみといったライトカウンセリングになりがちです。つまり、患者さんと点でしか接することができない傾向にあります。
一方、面対応の場合、薬剤師の対応次第で、様々な病院で受診された処方せんやご家族の処方せんを持ってきてくれます。また店舗によってはじっくりと患者さんに向き合ってカウンセリングでき、患者さんから教えていただくことも多くあります。
地域に住む小さなお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんまで利用される。つまり、一人一人に線で接することができるのも面対応薬局の特徴かと思います。
僕も面対応の薬局で勤務していたころ、自分を求めて来局してくださる患者さんがいたり、健康食品や市販薬の相談を受けたり、近所のスーパーでばったり出会ったときに食事の相談をされたり、家族の悩みや恋愛の相談、進路の相談を受けたり・・・、
自分を必要としてくれるマイ患者さんがついてくれること。
これが一番のやりがいでした。
せっかく薬剤師になったからには、やりがいを持って働きたい、誰かに必要とされたい、といった思いは共通だと思います。
自分についてくれる患者さんがいること。自分を必要としてくれる患者さんがいること。
これが面対応薬局で働く醍醐味だと思います。
※面対応の薬局で仕事がしたい!やりがいを感じたい!そんな薬剤師・薬学生はコチラ
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」のFacebookページに「いいね!」をすると、薬剤師が現場で活躍するために役立つ情報を受け取ることができます。ぜひ「いいね!」をよろしくお願いします。
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。
コメント欄ご利用についてのお願い
※コメントはサイト管理者の承認後に公開されます