2型糖尿病治療薬で糖を尿中から排泄させるSGLT2阻害薬がカナグリフロジン水和物(商品名:カナグル)です。 カナグリフロジンについて作用機序、特徴、服薬指導の注意点についてまとめました。 りんごやなしの樹皮のフロリジンがSGLT2阻害薬開発のきっかけ りんごやなしの樹皮から得られるフロリジンがSGLTを阻害し、尿中にグルコースを排出させる「腎性糖尿」が報告されたことがSGLT2阻害薬の開発の…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
1週間に1回投与するDPP4阻害薬がオマリグリプチン(商品名:マリゼブ)です。 オマリグリプチンについて作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 GLP-1・GIPとは?役割 食事をとると、インクレチンホルモンが分泌されます。 代表的なインクレチンホルモンにglucagon-like peptide 1(GLP-1)とglucose-dependent in…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
速効型インスリン分泌促進剤として処方される薬剤にレパグリニド(商品名:シュアポスト)があります。 レパグリニド(シュアポスト)の作用機序、服薬指導のポイントついてまとめてみました。 作用機序 レパグリニド(商品名:シュアポスト)は膵臓ランゲルハンス島に作用してインスリンの分泌を促し、食後の高血糖を抑える働きがあります。 ランゲルハンス島にどのように働きかけるのか、より具体的な作用機序を説明…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
速攻型インスリンの分泌促進剤として位置づけられているのがナテグリニド(商品名:ファスティック・スターシス)です。 ナテグリニドの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序・作用部位 ナテグリニド(ファスティック・スターシス)は速攻型インスリン分泌促進剤として、膵臓のランゲルハンス島β細胞を刺激することでインスリン分泌を促し、食後の血糖値の上昇を抑えます。 具体的な膵…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬にアカルボース(商品名:グルコバイ)があります。 アカルボースについて作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序・作用部位 アカルボース(商品名:グルコバイ)は小腸粘膜微絨毛膜に存在するグルコアミラーゼ、スクラーゼ、マルターゼなどのα-グルコシダーゼ(二糖類分解酵素)活性を阻害することで、でんぷんやスクロース、マルトースか…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
週1回で効果があるDPP4阻害薬がトレラグリプチンコハク酸塩(商品名:ザファテック)です。 トレラグリプチンは武田カリフォルニア株式会社が創製した世界初の週1回タイプのDPP4阻害薬です。トレラグリプチンの作用機序、特徴、飲み忘れた場合の対応についてまとめてみました。作用機序・作用部位 食事を摂るとGLP-1が分泌 食事を摂取すると消化管からインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1(G…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
2型糖尿病治療薬でインスリン抵抗性改善薬がピオグリダゾン塩酸塩(商品名:アクトス)です。 ピオグリダゾンの作用機序、服薬指導の注意点についてまとめてみました。 作用機序・インスリン抵抗性改善とは? ピオグリタゾンはインスリン抵抗性改善薬に分類される薬剤です。 筋肉や脂肪組織に存在するインスリン受容体の機能を改善することで、筋肉細胞や脂肪細胞での糖の取り込みを促し、また肝臓では糖の放出抑える…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
2型糖尿病治療薬で尿中に糖を排泄するSGLT2阻害薬がトホグリフロジンです。 商品名としてはアプルウェイや、デベルザとして販売されています。 SGLT2阻害薬の中でSGLT1と比較してSGLT2への選択性が最も高いのがトホグリフロジンです。 トホグリフロジンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 SGLT2阻害薬トホグリフロジンの作用機序・作…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
速効型インスリン分泌促進剤がミチグリニドカルシウム水和物(商品名:グルファスト)です。 ミチグリニドの作用機序、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 ミチグリニドカルシウム水和物(商品名:グルファスト)は膵臓のランゲルハンス島β細胞を刺激することでインスリンを分泌し、食後の血糖値の上昇を抑えます。 ミチグリニドの膵臓ランゲルハンス島β細胞への具体的な作用機序…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
2型糖尿病治療薬に処方されるDPP4阻害薬がアナグリプチン(商品名:スイニー)です。アナグリプチンについて作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。作用機序 インクレチン(GLP1)の働き 食事を摂取すると消化管からインクレチンホルモンが分泌されます。インクレチンは血糖値の上昇に応じて、膵臓β細胞からインスリン分泌を促したり、膵臓α細胞からグルカゴンの分泌を抑制し、血糖値の恒常…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。