一般名処方加算って何?

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

処方せんを一般名で処方した場合に処方元の医療機関は一般名処方加算が算定できます。

一般名処方加算1とは?

一般名処方加算1  3点
・後発医薬品が存在する全ての医薬品が一般名処方されている場合

一般名処方加算2とは?

一般名処方加算2 2点
・1品目でも一般名処方された医薬品が含まれている場合

薬局から病院に一般名処方の提案を

2016年(平成28年)の診療報酬改定で、一般名処方加算1が追加されました。日々の診療で忙しくされているドクターはこのような細かい点数を把握されていない傾向にありますので、特に先発医薬品に拘りのあるドクターでなければ、薬局から一般名処方の提案をしてみてもよいかと思います。

またジェネリック医薬品の銘柄指定でかつ変更不可の場合は「変更不可の理由の詳細」の記入が必要になります。ジェネリックの銘柄指定で変更不可の処方が減っていくことを薬局では願いたいですね。

この記事を書いた人

伊川勇樹(いかわゆうき)

株式会社ティーダ薬局 代表取締役・管理薬剤師
薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」管理者

2006年 京都薬科大学 薬学部卒。

調剤併設ドラッグストアのスギ薬局に新卒で入社。
調剤部門エリアマネージャーを経験後、名古屋商科大学院経営管理学修士課程にて2年間経営学を学び、経営管理学修士号(MBA)を取得。
2013年4月、シナジーファルマ株式会社を設立。
2013年8月、薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」をリリース。

薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」は臨床で役立つ学術情報や求人広告を発信し月間24万PV(2023年6月時点)のアクセスが集まるメディアとして運営中。

2021年より福岡県北九州市にてティーダ薬局を運営(管理薬剤師)。

1983年11月 岡山県倉敷市で生まれ、水の都である愛媛県西条市で育つ。
大学より京都・大阪で14年間、沖縄Iターン特集立ち上げのため沖縄県で4年間暮らし、現在は福岡県民。
二児の父親。

当面の目標は、
「息子達の成長スピードに負けないこと」

座右の銘は、
「まくとぅそうけい なんくるないさ」
=「誠実に心をこめて精進していれば、なんとかなる!!」

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