ビオフェルミン錠が処方されている患者さんから
「錠剤が飲めないので粉に変更してくれませんか?」
と言われた場合、多くの方が「ビオフェルミン配合散」をイメージするかと思います。
しかし、ビオフェルミンの場合、錠剤と配合散で有効成分が異なりますので、まったく同じではありません。
ビオフェルミン錠剤には1錠中に「ビフィズス菌12mg」含有されていますが、ビオフェルミン配合散には1g中「ラクトミン6mg、糖化菌4mg」が含有されています。
このように、ビオフェルミン錠剤に入っている「ビフィズス菌」がビオフェルミン配合散には入ってませんので、同じ「ビフィズス菌」の粉薬に変更するのであれば、「ラックビー微粒N」になります。
ラックビー微粒Nには1g中「ビフィズス菌10mg」が入っており、ビオフェルミン錠剤より2mg少なくなります。
追記
2022年にビオフェルミン錠の散タイプ、ビオフェルミン散が発売されています。
1g中に「ビフィズス菌12mg」が含有されています。
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