『加齢』による『もの忘れ』?? 『認知症』による『もの忘れ』??

この記事を書いた人

加納裕介(かのうゆうすけ)

株式会社ケイファーマ 代表取締役
MRファーマシスト 運営代表
薬剤師

日常においてもよく、「最近もの忘れが多くなった」「認知症かしら?」と一般の方からもそのような会話が聞かれるようになってきました。
先生は、加齢による「もの忘れ」と認知症による「もの忘れ」の違いを説明できますでしょうか?

一度確認してみましょう。

加齢によるもの忘れ、認知症によるもの忘れ

加齢によるもの忘れは半年~1年では進行することはありませんが、認知症は進行性の変化がみられます。

もの忘れの内容としては、例として結婚式に出席をした際に隣に座っていた人の名前を思い出せないのが前者であり、出席したこと自体を忘れてしまうのが後者となります。
すなわち、体験の一部を忘れている事が「加齢によるもの忘れ」であり、体験そのものを忘れている事が「認知症によるもの忘れ」なのです。

「最近もの忘れがひどくなって、、、認知症かしら??」

薬局で相談を受けた場合、上記の表でチェックしてもらっては如何でしょうか。

この記事を書いた人

加納裕介(かのうゆうすけ)

株式会社ケイファーマ 代表取締役
MRファーマシスト 運営代表
薬剤師

30歳で製薬会社のMRを辞め、2015年4月より念願の経営者として薬局運営を始める。
薬局経営とともに、『MRファーマシスト』(MR経験を持つ薬剤師を意味する)を提唱しWEBサイトやSNSを駆使したゲンバ目線の情報発信は注目を集め【ミクス】・【デキル管理薬剤師ラボ】で連載も持つ。
2016年からは本気で薬局を開局したい人を対象に『独立開局成功塾』を東京・大阪の2拠点で開催しており、夢を持つ若手薬剤師に独自の経営ノウハウを惜しみなく提供している。

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