高齢化の進展とともに認知症の患者数も増加しています。
65歳以上の高齢者では7人に1人程度と言われています。その中で認知症の全段階と考えられるMCIの人も加えると4人に1人の割合となりますが、MCIの方がすべて認知症になるわけではありません。
しかし、MCIの人のうち年間で10~15%が認知症に移行すると言われています。
では、MCIとはどういう症状なのでしょうか?
MCI(Mild Congnitive Impairment)
1.記憶障害の訴えが本人または家族から認められている
2.日常生活動作は正常
3.全般的認知機能は正常
4.年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
5.認知症ではない
つまり、認知症ではないが、軽度の認知障害がおきている状態といえます。
現在、認知症進展予防としても早期の発見、治療が求められています。薬剤師としても正しい疾患概念をもって対応していきましょう。
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