病院、薬局、製薬会社の現役薬剤師が執筆、編集、監修する気管支拡張薬・気管支喘息治療薬(β2刺激薬・抗コリン薬・テオフィリン薬・吸入ステロイド)
吸入指導加算が算定できるようになってから、 これまでにも増して吸入剤の服薬指導に注力するようになりました。 気管支喘息治療に使用される吸入剤には数種類あります。 シムビコートを使用していた患者さんがレルベアに変更になったり レルベアを使用していた患者さんがフルティフォームに変更になったりする場合があります。 変更の理由は何だろう? と疑問に感じ、それぞれの薬剤について掘り下げて調べたこ…続きを読む
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2020年度の調剤報酬改定で 薬歴管理料にて吸入指導加算が算定できるようになりました 私の勤務する薬局の門前に呼吸器内科があり、さまざまな種類の吸入剤が処方されます。 これまでも投薬の際には吸入指導を行っていましたが、 操作方法や吸入動作の確認などで内服薬だけの患者さんに比べて手間や時間がかかっていましたので、 そこを評価してもらえるのはありがたいと感じます。 吸入剤については患者さん…続きを読む
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気管支喘息やアレルギー性鼻炎に処方される機会の多いモンテルカスト錠。 一般名処方の場合、モンテルカスト錠をモンテルカスト口腔内崩壊錠で調剤することは可能ですね。 では、薬局にモンテルカスト錠の在庫がない場合など、 モンテルカスト錠をモンテルカストチュアブル錠で調剤することは可能でしょうか? 結論から言うと変更は「不可」です。 なぜなら、モンテルカスト錠とモンテルカストチュアブル錠には以下…続きを読む
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こんにちは、薬剤師ライターのJです。 アドエアはステロイドとLABA(長時間作用型β2刺激)が配合された吸入薬です。 気管支喘息の患者さんで、下記のようなアドエアの処方をうけつけた時、 薬剤師の皆さんはどのような対応をしますでしょうか。 Rp) アドエア250ディスカス60ブリスター 1キット 1日2回1回2吸入 しっかり勉強していないと見落としてしまうアドエアの吸入回数に関す…続きを読む
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スピリーバ(一般名:チオトロピウム臭化物水和物)はムスカリンM3受容体を選択的に阻害することで気管支を長時間拡張させます。 スピリーバにはハンディヘラーという専用吸入器を使って吸い込む吸入カプセルタイプと、レスピマットという噴霧タイプが存在します。 「レスピマットを受けていた薬局で急にカプセルの処方を受けた・・。」 「他院からの継続処方で吸入カプセルの処方をはじめて受けた・・・。」 このよ…続きを読む
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こんにちは。 ライター薬剤師のリナです 。 梅雨時期は色々な体調不良を見かけますが、今回は喘息について書かせていただこうと思います。 現場で活躍する薬剤師のために、喘息患者さんへの服薬指導に役立つ情報になれば幸いです。 梅雨時期の体調不良の原因「湿邪」 梅雨のシーズンになると、気圧の影響もあって天気の悪い日は喘息患者さんにとって辛い時期になるようです。 …続きを読む
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気管支喘息やCOPDに処方される吸入薬は下記の6種類のタイプが存在します。 アドレナリンβ2刺激薬(SABA・LABA) 抗コリン薬(副交感神経遮断薬 LAMAなど) 吸入ステロイド薬(ICS) 長時間作用性β2刺激薬+長時間作用性抗コリン薬配合(LABA+LAMA) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬配合(LABA+ICS) 長時間作用性β2刺激薬+吸入ステロイド薬…続きを読む
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