現役薬剤師が発信する抗血小板薬、抗凝固薬、抗血栓薬
ワルファリン服用中は納豆などのビタミンKが多く含まれる商品を避けるように服薬指導しなければいけないけど、納豆味のうまい棒など納豆を加工した食品はどうなんろう・・・。 以前、ワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)を服用している小児患者のご家族から、「PT-INRが安定しない」というご相談がありました。 併用注意となるような薬剤を服用しておらず、肝機能や腎機能にも異常は見られないことを確認し…続きを読む
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メディカルライターの平野菜摘子です。 実際に私が経験したネキシウム(一般名:エソメプラゾール)とプレタール(一般名:シロスタゾール)を別の病院からそれぞれ処方され、内出血をおこしていた可能性のあった、高齢の患者さんの例について報告します。 どこの薬局でも起こりうる可能性がありますので、ぜひ頭の片隅においておくことをオススメします。 プレタール(シロスタゾール)で出血傾向のあった処方事例 佐…続きを読む
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DOAC(direct oral anticoagulant)の中で、Xa阻害薬が臨床でも多く使用されるようになってきました。 現在の日本の臨床ではXa阻害薬として、主にエドキサバン(商品名:リクシアナ)、リバーロキサバン(商品名:イグザレルト)、アピキサバン(商品名:エリキュース)の3種類が使用されています。 Xa阻害薬は主にワーファリンに代わる非弁膜症性心房細動 (non-…続きを読む
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こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 当薬局では輸液や栄養剤が在庫の幅を取って、調剤室が狭くなっています。 持ち運ぶのがとても重いので移動に台車やカートがあれば便利だと思いますが、まだ購入できていません。 今回はプラザキサの中和剤であるプリズバインド静注についてお伝えします。 以前、ワーファリンからDOAC(Direct Oral AntiCoagul…続きを読む
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こんにちは、メディカルライターの今井雄基です。 子育ての最中ですが、子育てと勉強会への参加の両立は難しいですね。 今回はワーファリンからDOAC(Direct Oral AntiCoagulant)への切り替えと、その逆のDOACからワーファリンへの切り替えの方法についてまとめました。 皆さんご存知の通り、ワーファリンは患者さんの服薬状況や食事内容、併用薬、肝機能によって血中濃度が変化しや…続きを読む
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心筋梗塞や脳血栓などの血栓症に処方される経口抗凝固薬がワルファリンカリウム(商品名:ワーファリン)です。 ワルファリンが処方される患者さんに特に注意すべきなのは「薬物相互作用」です。 ワルファリンと併用禁忌の薬剤とその理由についてまとめてみました。 メナテトレノン(商品名:グラケー)と禁忌の理由 骨粗鬆症治療薬のビタミンK2製剤メナテトレノンとワルファリンの併用はワルファリンの効果を減弱さ…続きを読む
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「痛みが軽いから、市販のバファリンを半分に割って飲んでもいい?」 このような質問を受けた時、薬理学を学んだ薬剤師ならどう答えるのがベストでしょうか? 医療用ではアスピリンがどのように使われているのか? を考えるときっと答えが分かるかと思います。 医療用では低用量のアスピリンは抗血小板薬として使われています。 (バイアスピリン100mg、バファリン配合錠A81など) 一方で解熱鎮痛が目的…続きを読む
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