1日1回で24時間持続するCa拮抗薬がニフェジピン徐放錠(24時間持続)です。 先発品ではアダラートCR、ジェネリック医薬品はニフェジピンCR+メーカー名として販売されています。 24時間持続のニフェジピン徐放錠について作用機序、服薬指導での要点についてまとめてみました。 作用機序 ニフェジピンは血管や心筋を収縮させるカルシウムが血管細胞内に流入するのを抑えることで、血管を拡張させる働きが…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
食後の血糖値上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬がボグリボース(商品名:ベイスン)です。 ボグリボースの作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序(セイブル・グルコバイとの違い・比較) ボグリボース(ベイスン)はグルコアミラーゼ、マルターゼ、イソマルターゼ、スクラーゼといったαグリコシダーゼを阻害することで、でんぷんやスクロースがグルコースに分解されるのを防ぎ、血糖値の上…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
尿中からグルコースを排出することで血糖値を下げるのがSGLT2阻害薬のイプラグリフロジンL-プロリン(商品名:スーグラ)です。 イプラグリフロジンL-プロリンはアステラス製薬株式 会社と寿製薬株式会社との共同研究によって日本国内で見出されました。 イプラグリフロジンL-プロリンの作用機序、特徴、服薬指導・薬歴記載のポイントをまとめてみました。 SGLT2阻害薬(イプラグリフロジン)の作用機序…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
糖尿病の合併症の一つにしびれや痛みといった糖尿病性末梢神経障害があります。 この糖尿病性末梢神経障害に適応のある薬剤がアルドース還元酵素(AR)阻害薬のエパルレスタット(商品名:キネダック)です。 エパルレスタットの作用機序、服用方法、特徴についてまとめてみました。 作用機序・作用部位(ソルビトール還元酵素阻害薬) 糖尿病で高血糖が続くと、グルコースをソルビトールに変換するアルドース還元酵…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
2型糖尿病治療薬で糖を尿中から排泄させるSGLT2阻害薬がカナグリフロジン水和物(商品名:カナグル)です。 カナグリフロジンについて作用機序、特徴、服薬指導の注意点についてまとめました。 りんごやなしの樹皮のフロリジンがSGLT2阻害薬開発のきっかけ りんごやなしの樹皮から得られるフロリジンがSGLTを阻害し、尿中にグルコースを排出させる「腎性糖尿」が報告されたことがSGLT2阻害薬の開発の…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
1週間に1回投与するDPP4阻害薬がオマリグリプチン(商品名:マリゼブ)です。 オマリグリプチンについて作用機序、特徴、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 GLP-1・GIPとは?役割 食事をとると、インクレチンホルモンが分泌されます。 代表的なインクレチンホルモンにglucagon-like peptide 1(GLP-1)とglucose-dependent in…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
速効型インスリン分泌促進剤として処方される薬剤にレパグリニド(商品名:シュアポスト)があります。 レパグリニド(シュアポスト)の作用機序、服薬指導のポイントついてまとめてみました。 作用機序 レパグリニド(商品名:シュアポスト)は膵臓ランゲルハンス島に作用してインスリンの分泌を促し、食後の高血糖を抑える働きがあります。 ランゲルハンス島にどのように働きかけるのか、より具体的な作用機序を説明…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
速攻型インスリンの分泌促進剤として位置づけられているのがナテグリニド(商品名:ファスティック・スターシス)です。 ナテグリニドの作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序・作用部位 ナテグリニド(ファスティック・スターシス)は速攻型インスリン分泌促進剤として、膵臓のランゲルハンス島β細胞を刺激することでインスリン分泌を促し、食後の血糖値の上昇を抑えます。 具体的な膵…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬にアカルボース(商品名:グルコバイ)があります。 アカルボースについて作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序・作用部位 アカルボース(商品名:グルコバイ)は小腸粘膜微絨毛膜に存在するグルコアミラーゼ、スクラーゼ、マルターゼなどのα-グルコシダーゼ(二糖類分解酵素)活性を阻害することで、でんぷんやスクロース、マルトースか…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
週1回で効果があるDPP4阻害薬がトレラグリプチンコハク酸塩(商品名:ザファテック)です。 トレラグリプチンは武田カリフォルニア株式会社が創製した世界初の週1回タイプのDPP4阻害薬です。トレラグリプチンの作用機序、特徴、飲み忘れた場合の対応についてまとめてみました。作用機序・作用部位 食事を摂るとGLP-1が分泌 食事を摂取すると消化管からインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1(G…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 糖尿病治療薬
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。