鉄欠乏性貧血に処方される経口薬にフェロミア(成分名:クエン酸第一鉄ナトリウム)とフェログラデュメット(成分名:乾燥硫酸鉄)があります。 フェロミアとフェログラデュメットの違いや服薬指導での注意点についてまとめてみました。 効能・効果 薬品名 効能・効果 フェロミア 鉄欠乏性貧血 フェログラデュメット 作用機序 作用機序はフェロミアもフェログラデュメットも同じで、小腸で鉄とし…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 造血薬
こんにちは。 エビデンスエージェントの工藤知也です。 このシリーズでは保険薬局で扱いやすい健康食品に注目して、 今すぐ販促に使える情報をお伝えしています。 今回は、肥満や糖尿病で意識する「低カロリー食品」に注目していきます。 甘味を好む理由 私たちは、なぜ、甘味を好むのでしょうか? それは、脳が糖類を重要な栄養素として認識しているからです。 重要の意味は、ご存じの通りエネルギー源と…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 健康食品
2016年8月6日に薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」はおかげさまで3周年を迎えました。「志」に人が集まりスタートした事業 既存の転職支援会社の在り方に疑問を感じた現役薬剤師たちで、掲載無料の求人広告サイトとして2013年8月6日に事業をスタートさせました。 お金も人も物もない。 あったのは自分たちの薬学業界にインパクトを与えたい、より良くしたい「志」でした。 この「志」に同じ思いを持った現役薬剤…続きを読む
記事カテゴリ:ファーマシスタ 薬剤師ブログ > スタッフからのお知らせ
ジヒドロピリジン(DHP)系 Ca拮抗剤であり1日1回朝食後投与で昼、夜、早朝の血圧コントロールが得られるのがシルニジピン(商品名:アテレックなど)です。 シルニジピンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序(N型Caチャネルブロック作用もあり) シルニジピン(アテレック)は主に下記の2つの作用機序があるとされています。 ・L型Caチャネルブロック作用(D…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
1日1回投与で効果を発揮するジヒドロピリジン系Ca拮抗薬がアゼルニジピン(商品名:カルブロックなど)です。 アゼルニジピンの作用機序、服薬指導の注意点についてまとめてみました。 作用機序・L型・T型Caチャネル遮断 アゼルニジピン(カルブロック)は、血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで血管を拡張させます。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在するジヒド…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
1日2回投与のジヒドロピリジン系Ca拮抗薬がニルバジピン(商品名:ニバジール)です。 ニルバジピンについて作用機序、特徴、服薬指導の要点についてまとめてみました。 作用機序 ニルバジピン(ニバジール)は血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで、血管を拡張させる働きがあります。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在するジヒドロピリジン結合部位に結合し、血管細…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
ベンゾチアゼピン系Ca拮抗薬で1日1回投与の徐放製剤がジルチアゼム塩酸塩徐放カプセルです。 先発品ではヘルベッサーRカプセル、ジェネリック医薬品ではジルチアゼム塩酸塩Rカプセル「サワイ」や、ジルチアゼム塩酸塩徐放カプセル「日医工」が販売されています。 「R」の由来ですが「Retard=遅らせる」の頭文字をとって持続性製剤を意味しているそうです。 ジルチアゼムの作用機序、服薬指導の要点について…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
ジヒドロピリジン系のCa拮抗薬で高血圧と狭心症に処方されるのがベニジピン塩酸塩(商品名:コニールなど)です。 ベニジピンは作用部位である血管平滑筋の細胞膜への親和性が高く、血中濃度に相関することなく長時間作用が持続する特徴があります。 ベニジピンについて、作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 ベニジピン塩酸塩(コニール)は血管や心筋を収縮させるカルシウムの血管細…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬で、高血圧症だけではなく、腎実質性・腎血管性高血圧症にも効能・効果があるのがバルニジピン塩酸塩(商品名:ヒポカ)です。 バルニジピンの作用機序、特徴、服薬指導のポイントをまとめてみました。 作用機序 バルニジピン塩酸塩(ヒポカ)は血管や心筋を収縮させるCa2+の血管細胞内への流入を抑えることで血管を拡張させます。 具体的な作用部位ですが、血管平滑筋細胞膜に存在…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
1日2回投与で24時間効果が持続するのが、ニフェジピン徐放錠(12時間持続)です。 先発品ではアダラートL錠、ジェネリック医薬品ではニフェジピンL錠+メーカー名で販売されています。 また先発品になりますが、細粒タイプのセパミットR細粒も存在します。 ニフェジピン徐放錠(12時間持続)について、作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序 ニフェジピンは血管や心筋を収縮…続きを読む
記事カテゴリ:薬剤師スキルアップ情報 > 「現役薬剤師発」学術情報 > 血圧降下剤
お客様により安全にご利用いただけるように、SSLでの暗号化通信で秘匿性を高めています。