アレルギー性結膜炎は、大きく下記の5つに分類されます。 季節性アレルギー性結膜炎 花粉(スギ、ヒノキ、イネ、ブタクサなど)が引き起こす一時的なアレルギー症状 通年性アレルギー性結膜炎 ハウスダスト(ダニ、動物、カビなど)が引き起こす年中おこるアレルギー症状 春季カタル 主に5〜10歳の小児にみられる重症なアレルギー症状。ハウスダストが原因となる アトピー性角結膜炎 アトピー…続きを読む
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眼科からの処方箋で、 メコバラミン錠500㎍ 3T 1日3回毎食後 30日分 という処方を受けた場合、どのように服薬指導をしますでしょうか? メコバラミン(メチコバール)の眼科領域での処方 メコバラミンは血液・髄液中存在型の補酵素型ビタミンで他のビタミンB12に比べて神経組織移行性に優れています。 効能・効果は「末梢性神経障害」です。 眼科の門前薬局で勤務しているときは、瞼が重たい、…続きを読む
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緑内障・高眼圧症治療薬であるアイラミド配合懸濁性点眼液は、下記の2つの配合剤です。 α2作動薬であるアイファガン点眼液(一般名:ブリモジニン) 炭酸脱水酵素阻害薬であるエイゾプト懸濁性点眼液(一般名:ブリンゾラミド) 2020年6月16日に日本にて販売開始されました。 β遮断薬を含まないので、気管支喘息の方でも使用が可能な薬剤です。 アイラミド配合懸濁性点眼液について、作用機序や服薬…続きを読む
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緑内障治療薬であるEP2受容体作動薬、エイベリス点眼液0.002%(一般名:オミデネパグイソプロピル)が2018年11月に薬価収載されました。 プロスタグランジン製剤(PG関連薬)は「色素沈着や眼瞼部多毛の副作用防止のため顔を洗わなければならないので面倒くさい」、β遮断薬は気管支喘息の患者には禁忌という問題があります。 単剤だとなかなか眼圧が下がらない方や、点眼薬を併用すると服薬コンプライアン…続きを読む
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令和元年12月4日に薬機法等の一部を改正する法律が公布され、2020年4月の診療報酬改定で「オンライン服薬指導」が点数化されたことから2020年9月よりオンライン服薬指導がスタートできるようになりました。 オンライン服薬指導には主に3つのケースがあります。 外来患者へのオンライン服薬指導 在宅患者へのオンライン服薬指導 0410対応(新型コロナウイルス感染症対策のための一時的な対応)…続きを読む
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私は眼科の処方を主に受ける薬局で働いた経験があります。 緑内障の治療をされている患者さんで、 気管支喘息をお持ちの方や、気管支喘息の既往歴がある方に、 「医師に気管支喘息があると伝えていますか?」 と尋ねると、病院に伝えていない患者様がいらっしゃいます。 「目薬は気管支喘息と関係ないのでは?」と思い込む患者様も多くいらっしゃいます。 しかし、気管支喘息(既往歴のある方も含む)に禁忌の緑…続きを読む
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緑内障・高眼圧症治療薬であるアイベータ点眼液(一般名:ブリモニジン酒石酸塩・チモロールマレイン酸塩配合)が2019年12月9日に発売となりました。 アイベータ点眼液はα2刺激薬であるアイファガン点眼液0.1%(一般名:ブリモニジン酒石酸塩)とβ遮断薬であるチモプトール点眼液0.5%(一般名:チモロールマレイン酸塩)の配合点眼液です。 従来は、アイファガン点眼液とチモプトール点眼液をそれぞれ1日…続きを読む
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