松本 建介(まつもと けんすけ)

京都薬科大学卒業
同校大学院修士課程修了(微生物学)
岡山県出身

第一製薬(株)入社・研究所勤務(薬理研究部、抗菌剤、抗がん剤の探索・開発研究:知的財産部)
博士号取得(北海道大学理学部:免疫学)
研究開発、知的財産部を経て退職。

広島大学勤務、特許法等講義、現在、調剤薬局勤務薬剤師。 
国際中医師免許、漢方生薬認定薬剤師。

「松本 建介」の投稿記事一覧

2019年1月21日(月)
CYP2C19とその遺伝子多型について

【1】シトクロムP450について 患者一人一人の体質にあわせた治療を目指すテーラーメイド医療の声を聴いてから久しいが、医療の現場では未だ十分に浸透しているとは思えない。 例えば、抗がん剤イリノテカンの副作用には、下痢、好中球減少、血小板減少などがあるが、患者のもつグルクロン酸抱合に関与するUGT1A1(UDP-グルクロン酸転移酵素1A1)遺伝子多型の情報がわかれば、この抗がん剤を用いる場合の副…続きを読む

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2018年6月14日(木)
米国内科学会(ACP)と米国糖尿病学会(ADA)の間でHbA1c基準値の論争続く

米国内科学会(以下、ACP)は、2018年3月6日、糖尿病の治療に関する新しいガイダンスを発表(Ann Intern Med 168 (8), 569‒576. 2018)したが、そのACPのガイダンスに対して米国糖尿病学会(以下、ADA)が反論している(2)。 米国での糖尿病治療に関する基準は、従来から米国糖尿病学会(ADA)により発表された基準が一般的なものとして米国のみならず、世界中に受け…続きを読む

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