トミー

薬剤師
神戸学院大学 薬学部卒

薬学部を卒業後、広島県で就職し、結婚後に兵庫県に移住して薬局薬剤師をやっております。
夫は病院薬剤師なので、二人で力を合わせ、薬局薬剤師&病院薬剤師の視点でお役に立てる記事が書けたらと思っています。

「トミー」の投稿記事一覧

2018年3月24日(土)
オランザピンと抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)について

オランザピンは統合失調症治療薬や双極性障害治療薬として躁症状、鬱症状に対して、精神科領域で汎用されている薬剤になります。 そして、新たに「ジプレキサ®(経口剤)」(一般名:オランザピン)について、2017年12月25日付で厚生労働省より、「抗悪性腫瘍剤(シスプラチン等)投与に伴う消化器症状(悪心、嘔吐)」の効能・効果追加が承認、取得されました。 化学療法により生じる悪心・嘔吐(CINV…続きを読む

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2018年2月1日(木)
塩化カリウム(KCL)注射液の適正使用〜カリウム値の基準・混注時の注意点

人体の体液中に最も含まれる代表的な陽イオンとしてNa+、K+が挙げられます。 Na+の基準値は「135~145mEq/L」とやや幅がありますが、K+の基準値は「3.5~5.0mEq/L」と許容される変動の幅が非常に狭くなっています。 カリウムが異常値の原因としては、高値の場合は、脱水、腎不全、糖尿病、アジソン病などが考えられます。 低値の場合は、嘔吐、下痢、利尿薬の…続きを読む

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2017年11月25日(土)
Xa阻害薬と深部静脈血栓症(DVT)・肺血栓塞栓症(PE)での処方監査

DOAC(direct oral anticoagulant)の中で、Xa阻害薬が臨床でも多く使用されるようになってきました。 現在の日本の臨床ではXa阻害薬として、主にエドキサバン(商品名:リクシアナ)、リバーロキサバン(商品名:イグザレルト)、アピキサバン(商品名:エリキュース)の3種類が使用されています。 Xa阻害薬は主にワーファリンに代わる非弁膜症性心房細動 (non-…続きを読む

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