薬剤師専門サイト「ファーマシスタ」編集長の伊川勇樹です。
この3日間宮城県を訪問してきました。
あれから4年。
2011年の当時は臨床現場で活躍する友人たちは東北へボランティアに行く一方で、自分は大阪でただ何もできなかったことに忸怩たる思いを感じていました。
会社を立ち上げ、関西特化で運営していた事業を全国にエリアを拡大したのも、特にこの東北地方で何か力になれないか、ささやかながらもそう思っていました。
「今更、大阪から復興なんて・・・」
東北の方からそう思われないか、不安もあったのですが、
思ったが吉日。
気持ちがあるなら行動あるのみ。
ということで宮城県に行ってまいりました。
まだ復興にはほど遠い石巻
震災の影響で運行を見合わせていた仙台と石巻を結ぶJR線、仙石東北ラインがこの5月にようやく再開したことから、被災地である石巻を訪問することができました。
石巻駅から自転車を借りて、特に被害が大きかった地域を訪問。
ここは商店街があったらしい。
取り壊されず、当時のまま放置された建物もいくつか見られました。
勇気の花を咲かせたい。
ファーマシスタが目指すもの
業界を盛り上げるための最大級のメディアを目指し
①求人企業(病院・薬局)と求職者(薬剤師)が直接繋がるダイレクトリクルーティングを浸透させる
②現場発の学術情報、医療ニュース、新薬情報など現場の業務に役立つ情報を発信する
この両輪で事業を磨いていっています。
特に①に関しては、志のある薬局さん、病院さんに参画してもらい、従来の募集要項のみの求人情報でなく、生の声や目指す姿を発信していただくことで、ビジョンや志に共感してくれる人材と直接繋がる場所を提供しています。
このように直接繋がる場所を提供することで、採用する側は圧倒的な低コストで人材の採用が可能になり、削減できたコストを人材教育や設備投資に転化することができ、結果的に地域医療が活性化すると考えています。
特に被災地はリソースに課題
被災地が今どんな状態なのか自分の目で確かめたかった。
今回東北出張の一番の目的でした。
地元の病院の事務長さま、薬局の人事担当者さま、また宮城県薬剤師会の専務さまともお話しする機会をいただきました。
まだまだ人材不足は深刻な課題。
元々被害がひどい地域は医療に従事する人も少なく、都市部から人材を送りこんでいる状態だったのが、震災の影響でより深刻化しているとのことでした。
現地を訪問し実際に自分の目で見て、肌で感じ、特にこの東北地方に注力していきたい。
心からそう思いました。
そのためにはface to faceで事業を創っていける現地のスタッフが不可欠だという結論に至りました。
求める人材
弊社はマンションの一室で創業したドベンチャー。
吹けば飛ぶような小さな会社ですが、志だけはとてつもなく大きな会社です。
ファーマシスタ関西版がスタートしたのは2013年の8月。
全国にエリアを拡大したのが昨年の11月。
まだまだ事業は創業期です。
特に東北地方はまさにゼロから事業を創っていく状態です。
例えるなら、真っ白なキャンバスに、地元の企業さまを巻き込んで一緒になって芸術作品を描いていく。
そのために必要なのは「高い志、広い視野」です。
東北地域に在住の薬剤師さんで、同じ志で事業を運営してくれるスタッフ、パートナー(法人・個人)を募集します!!
少しでも興味がある、話を聞いてみたい方は是非ご一報ください。
咲かせましょう!!勇気の花を
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