食後過血糖上昇を抑えるのがαグルコシダーゼ阻害薬(αGI)です。 2016年時点で日本国内ではアカルボース(商品名:グルコバイ)、ボグリボース(商品名:ベイスン)、ミグリトール(商品名:セイブル)の3成分が製品化されています。 それぞれの作用機序の比較、下痢や腹部膨満感の副作用について違いをまとめてみました。グルコバイ・ベイスン・セイブルの作用機序の違い・比較 アカルボース(商品名:グルコバイ…続きを読む
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食後の血糖値上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬がボグリボース(商品名:ベイスン)です。 ボグリボースの作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序(セイブル・グルコバイとの違い・比較) ボグリボース(ベイスン)はグルコアミラーゼ、マルターゼ、イソマルターゼ、スクラーゼといったαグリコシダーゼを阻害することで、でんぷんやスクロースがグルコースに分解されるのを防ぎ、血糖値の上…続きを読む
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食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬にアカルボース(商品名:グルコバイ)があります。 アカルボースについて作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。 作用機序・作用部位 アカルボース(商品名:グルコバイ)は小腸粘膜微絨毛膜に存在するグルコアミラーゼ、スクラーゼ、マルターゼなどのα-グルコシダーゼ(二糖類分解酵素)活性を阻害することで、でんぷんやスクロース、マルトースか…続きを読む
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食後の血糖値の上昇を抑えるαグルコシダーゼ阻害薬がミグリトール(商品名:セイブル)です。 ミグリトールの作用機序、服薬指導のポイントについてまとめてみました。作用機序 ミグリトール(セイブル)は小腸粘膜で糖質を分解する消化酵素(αグルコシダーゼ)を阻害することで、糖質がグルコースに分解されるのを抑え、食後の血糖値の上昇を抑えます。 具体的な作用点について図にまとめてみました。ミグリトール(…続きを読む
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