TSH(thyroid stimulating hormone)は甲状腺刺激ホルモンのことで、甲状腺機能の異常の診断や治療の評価目的で測定されます。
よくFT4:遊離サイロキシン(特に)やFT3:遊離トリヨードサイロニンとセットで測定されます。
TSHの基準値はおよそ0.5〜5μU/mL(ECLIA法)となります。
TSHは下垂体前葉から分泌される糖蛋白ホルモン。
TSHはTSHレセプターと結合し甲状腺ホルモン(T3、T4)の合成・分泌を促進させる。
TSHは視床下部からのTRHによって分泌刺激される。
甲状腺ホルモンが多くなればTRHの産生が抑制されることでTSHが低下し、
逆に甲状腺ホルモンが少なくなれば、TRHの産生が亢進しTSHの分泌が刺激される。
このように視床下部-下垂体-甲状腺系でのフィードバックにより調節されている。
甲状腺分泌を阻害し甲状腺機能を低下させるケースがある。
基礎に橋本病があると甲状腺機能低下をきたしやすい。
T4からT3への末梢での変換を阻害。
rT3が上昇するほか、T3の低下、T4の上昇及び低下、TSHの上昇及び低下がみられるケースあり。
原発性甲状腺機能低下症の場合、TSH分泌を低下させるケースある。
甲状腺ホルモンの代謝を促進するためTSHが上昇するケースある。
甲状腺機能検査値の異常(血清T4値(特に)、のT3値低下)が見られるケースがあり。
甲状腺機能検査値の異常(血清T4値(特に)、T3値の低下)が見られるケースがあり。
肝臓における薬物代謝酵素系を誘導しT4,T3の脱ヨード反応を促進
→TSHが上昇するケースあり。
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