眼科からの処方箋で、
メコバラミン錠500㎍ 3T
1日3回毎食後 30日分
という処方を受けた場合、どのように服薬指導をしますでしょうか?
メコバラミンは血液・髄液中存在型の補酵素型ビタミンで他のビタミンB12に比べて神経組織移行性に優れています。
効能・効果は「末梢性神経障害」です。
眼科の門前薬局で勤務しているときは、瞼が重たい、目の痛みがある、かすみ目がある、糖尿病性視神経症、緑内障の方へ視神経の保護や修復を目的としてメコバラミンの処方を受けることがありました。
メコバラミンは脳血管関門を通過して神経細胞内小器官へ移行します。
具体的な作用機序はメコバラミンがホモシステインからメチオニンを合成するメチオニン合成酵素の補酵素として働き、メチル基転位反応に重要な役割を果たします。
核酸・蛋白・脂質代謝を促進し、障害された神経組織を修復します。
参考文献;メチコバール インタビューフォーム
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