内分泌/代謝 | 「現役薬剤師発」学術情報

2014年6月23日(月)
「SGLT2阻害薬」スーグラの注意点(低血糖・脱水・皮膚障害)

SGLT2阻害薬が多数発売される中、日本で一番最初に上市されたスーグラ錠。 メーカーからの市販直後調査から、服薬指導の際の注意点をまとめてみました。低血糖の副作用に注意  スルホニルウレア剤、速効型インスリン分泌促進剤、インスリン製剤との併用で低血糖が報告されています。メーカーとしてはこれらの薬剤を併用する場合、これらの薬剤の減量を検討する事と注意喚起をしています。 体液量減少(脱水など) 有害…続きを読む

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2014年3月31日(月)
SGLT2阻害剤特有の副作用(頻尿・尿路感染・性器感染)について

現在、SGLt2阻害薬はスーグラ錠をはじめ、合計6種類の上市が予定されています。 新しい作用機序の糖尿病治療薬であり、専門医中心に薬効の評価、副作用について検討されていくと考えられます。 SGLT2阻害剤特有の副作用についてご紹介します。 SGLT2阻害薬の副作用   頻尿(脱水症状) 作用機序から、SGLT2によるグルコース再吸収を阻害するため、尿中グルコース排泄量の増加により浸透圧…続きを読む

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2014年2月3日(月)
【糖尿病治療薬】SGLT2阻害薬の一覧(スーグラ・フォシーガ等)

DPP4阻害薬に続く、大型糖尿病治療薬SGLT2阻害薬ですが、今回も大手製薬メーカーによる大激戦となりそうです。 2014年2月3日現在で承認がおりているのは、アステラス製薬のスーグラ錠(一般名イプラグリフロジン)となります。 SGLT2阻害薬の一覧を成分別にまとめてみました。 ※2016.10.19 一覧を追記・変更しました。 SGLT2阻害薬一覧 …続きを読む

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2014年1月22日(水)
SGLT2阻害薬の作用機序は?近位尿細管でのSGLT1との関係

糖尿病は糖が尿中に出る病気でありますが、「尿中に糖が出る事が悪い」という常識を逆転させて開発されたのがSGLT2阻害剤です。SGLTやSGLT1とSGLT2の違いについてはこちらにまとめています。 ・SGLT1、SGLT2、SGLT3サブタイプの違い、存在部位は?  SGLT2阻害薬がどのような作用機序で血糖値を下げるのか? メカニズムについて説明したいと思います。健康な方の腎臓(近位尿細管)…続きを読む

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2014年1月15日(水)
SGLT1・SGLT2・SGLT3のサブタイプの違いと存在部位は?

DPP4阻害薬の次に上市された糖尿病治療薬がSGLT2阻害薬です。 SGLT2阻害薬は糖(グルコース)を尿から排出させる作用機序の薬です。 SGLTとは何なのか? SGLT2ってあるけど、他に数字があるのか? SGLTとサブタイプについてまとめてみました。 SGLTとは? SGLTとは Sodium-dependent GLucose Transporter (ナトリウム依存性…続きを読む

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2013年11月27日(水)
【オブリーン】肥満と肥満症の違いは?

近日中に薬価収載予定の肥満症治療薬「オブリーン」。 ①消化管や膵臓から分泌される脂肪の分解酵素「リパーゼ」を阻害することで ↓ ②消化管からの脂質の吸収を抑制し ↓ ③その結果、体重を減少 内臓脂肪を減少させる。 という日本初の作用機序を持った薬剤です。11月19日に薬価収載の予定でしたが、保険適応するかどうかを巡り、追加データを求められているようです。 「オブリーン」の適応は、 …続きを読む

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