「子供を薬学部に行かせたいけど、どの大学が学費が安いかわからない・・。」
大学受験を控える学生の親の時代は薬学部が4年制で、新設校も増えたこともあり、学費がどれくらいかかるかイメージがつきにくいのではないでしょうか。
大学選びはその後の人生に良くも悪くも影響が大きい決めごとです。
同じ大学の同じ学部の同級生でもどうしてその大学に入学したのかはそれぞれ違います。
など理由は様々です。
入学までの経緯も、
などそれぞれ異なります。
また、同じ大学で同じ学部でも実は学費が人それぞれ違う。
なんてことも実際にあるのです。
私は現役の薬剤師です。
6年制薬学部を卒業し国家試験も合格し薬剤師となりました。
私立の薬学部は基本的に学費が他の学部と比べ高いです。
そのため入学の理由として「学費」というキーワードが大きく関わってきます。
純粋な学費(1年間の納入金)で比較していくのも1つ。
あとは様々な大学独自の制度を利用するのも方法の1つです。
私立の薬学部1年間の学費は平均200万円以上といわれています。
ここでは200万円以下で薬学部に通える関東圏の私立大学をご紹介します。
初年度:197万円
2年目以降:180万円台
規制緩和後に設立された薬学部です。
いわゆる新設校ですが、高い国家試験合格率と学費も良心的でありおすすめの薬学部の1つです。
初年度:175万円
2年目以降:163万円
基本的な学費が他の薬学部と比べ大幅に低く設定されている。
更に特別奨学生制度がある。
それぞれ入試方法などが微妙に異なるが、特別奨学生S(全額)・特別奨学生A(50%)・特別奨学生B(30%)と給付してくれるという何とも良心的な制度である。
3つある特別奨学生(S・A・B)の対象学生数がなんと100名もいます。
学費で考えるのであれば1番おすすめの1校です。
初年度:187万円
2年目以降:193万円
特待生制度があり(※入学金を除く)
特待生S(6年間学費免除)
特待生Ⅰ(4年間学費免除)
特待生Ⅱ(2年間学費免除)
特待生Ⅲ(1年間学費免除)
特待生Sは5名と狭き門ですが、特待生合計65名はかなり良心的と考えられます。
1年間の学費200万円以下で通える大学として3校挙げさせていただきました。
実際には他にも特待生や奨学生制度などを整備している学校はあります。
「学費」も含めた「6年間で掛かるお金」ではまた違ってきますので注意してください。
実家から通う場合であれば電車やバスなど交通機関の定期代、一人暮らしや学生寮を検討するのであれば家賃相場も「6年間で掛かるお金」に関わってきます。
また学校設備や国家試験合格率、大学理念やカリキュラムなども大学選びで重要な要素です。
学費だけでなく総合的に選んでいくことをおすすめします。
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