「現役薬剤師発」医療ニュース

現役薬剤師が現場に役立つ医療ニュースを配信!!

2015年4月24日(金)
アジルバ(アジルサルタン)重大な副作用に「肝機能障害」追加-厚生労働省

厚生労働省はアジルバ(アジルサルタン)について重大な副作用に「肝機能障害」を追記するよう指示した。 [副作用]の「重大な副作用」の項に  「肝機能障害:AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」 を追記する。国内で直近3年間に肝機能障害関連症例が 13 例報告…続きを読む

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2015年4月24日(金)
サインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)重大な副作用に「悪性症候群」追加指示ー厚生労働省

厚生労働省はサインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)について「重大な副作用」に悪性症候群を追記するよう指示した。 [副作用]の「重大な副作用」の項に   「悪性症候群: 悪性症候群があらわれることがあるので、発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、 嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球数増加、血清CK(CPK)上昇等の 異常が認められた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を…続きを読む

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2015年4月23日(木)
プラビックス(クロピドグレル硫酸塩)急性汎発性発疹性膿疱症の副作用追加指示―厚生労働省

厚生労働省はプラビックス(クロピドグレル硫酸塩)について下記のように添付文書の改訂指示を行った。 [副作用]の「重大な副作用」の項の中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、剥脱性皮膚炎に関する記載を  「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿…続きを読む

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2015年4月22日(水)
テバ、マイランに買収提案-実現すれば巨大ジェネリックメーカーに

ジェネリックメーカーの再編が進む。イスラエルのジェネリック大手テバ・ファーマシューティカル・インダストリーズは、米のマイラン社に401億ドルで買収提案を行った。合併が実現すれば、売上高300億ドルの巨大ジェネリックメーカーとなる。しかし、マイランサイドは「企業文化」がフィットしないなどの理由で独自で成長する考えを示しているとの事だ。買収提案として1株82ドル(20日の株価に対して21%のプレミアム…続きを読む

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2015年4月21日(火)
ウエルシアHD、CFSを経営統合・完全子会社化-2015年9月

「日本一のドラッグストアチェーン」の構築を目指し、ウエルシアホールディングスの動きが加速する。ウエルシアホールディングス株式会社は株式会社CFSコーポレーションの経営統合に関して2015年9月1日に、株式交換よりウエルシアホールディングス株式会社が株式会社CFSコーポレーションの完全親会社となる。ウエルシアHDは、「調剤併設ドラッグストア」のモデルを業界で先駆けて導入。平成27年3月に関西エリアを…続きを読む

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2015年4月18日(土)
規制改革WGは「門内薬局」について経営的独立性があればOK、厚労省は反発

16日に政府の規制改革会議「健康・医療ワーキンググループ」は医薬分業の見直しに関する論点を提示しました。規制改革WGサイドとしては「薬剤師と処方医とは独立した状態で患者に対応すること」「経営上の独立性のチェックを厳格化」がクリアできれば構造的独立性を求めなくても医薬分業の機能が発揮できるのではないかという考えで一致させたようです。一方、厚生労働省はこのような論点に反発しており、「特定の医療機関から…続きを読む

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2015年4月16日(木)
スーグラとジャヌビアの配合剤が発売される??-MSDとアステラスが合意

DPP4阻害薬であるジャヌビア(シタグリプチンリン酸塩水和物)を販売するMSD株式会社と、SGLT2阻害薬であるスーグラ(イプラグリフロジン L-プロリン)を発売するアステラス製薬はジャヌビアとスーグラの日本国内における配合剤の共同開発・販売に関する基本合意書を交わしたと発表しました。 ジャヌビアは国内初のDPP4阻害薬。1日1回で活性型インクレチンを増加させることで血糖依存的な血糖値低下作用を…続きを読む

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2015年4月9日(木)
OTC薬の副作用(スティーブンス・ジョンソン症候群、中毒性表皮壊死融解症など)の注意喚起-消費者庁

消費者庁は2015年4月8日、OTC薬による副作用について平成21年度から平成25年度までの5年間に死に至った症例が15例、後遺症が残った症例が15例あり、一般用医薬品の副作用でも極めて重篤な状態に陥ることから一般消費者に対して注意喚起を行った。 過去5年間で総合感冒薬(風邪薬)で報告された副作用は400名、うち8人が死亡、後遺症が残った症例数は9人。解熱鎮痛消炎剤で報告された副作用は279名。…続きを読む

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2015年4月8日(水)
リバロ(ピタバスタチン)は空腹時血糖、HbA1c、糖尿病新規発症に影響を与えず-興和

興和は2015年4月8日、プレスリリースを発表し、「第83回欧州動脈硬化学会」のポスターセッションにおいて「ピタバスタチン」(日本での販売名:リバロ錠/リバロOD錠)の糖代謝に対するメタ解析の結果、空腹時血糖、HbA1c、糖尿病新規発症に影響を与えないと発表した。一部のスタチンは糖尿病を悪化されるという研究結果が様々な学会で発表されている。今回のメタ解析の結果から、少なくともピタバスタチンはプラセ…続きを読む

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2015年4月6日(月)
ナシビン M スプレー(オキシメタゾリン塩酸塩)、第1類から第2類医薬品へ

佐藤製薬が発売するナシビンMスプレー(オキシメタゾリン塩酸塩)について第1類医薬品から第2類医薬品に移行することが厚生労働省より通知された。 類似成分を含有した一般用医薬品(ナファゾリン塩酸塩、塩酸テトラヒドロゾリン)が第2類医薬品として既に流通していることや、重篤な副作用がなかったことを踏まえ、第2類医薬品に移行したも問題ないと判断された。 ただし、 [してはいけないこと]の項の「次の人は…続きを読む

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