「現役薬剤師発」医療ニュース

現役薬剤師が現場に役立つ医療ニュースを配信!!

2015年6月3日(水)
プロパデルム(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)発売中止へ

プロパデルム軟膏・クリーム(成分名:ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)が2015年8月末で発売中止となる。発売元の協和発酵キリンさんによると、原料の安定供給が見込めないため、発売中止に至ったとのことだ。代替薬剤として、同成分である摩耶堂製薬のベクラシン軟膏・クリームを案内されており、こちらはいまのところ供給には問題がない模様。プロパデルムは2016年3月末で経過措置が切れる予定となっている。代替…続きを読む

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2015年5月28日(木)
ジフルカン(フルコナゾール)外陰腟カンジダ症の適応追加の承認取得

「ジフルカンカプセル50mg・100mg」(成分名:フルコナゾール)が「カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎」の効能・効果および用法・用量の承認を取得した。「カンジダ属に起因する腟炎及び外陰腟炎」の内服薬として日本で初めての承認になる。 ファイザーによると国内において治療が必要な外陰腟カンジダ症の患者数は約310万人と推定されている。既存の治療は腟錠や腟坐剤、塗布剤などとなっており、内服薬の選択…続きを読む

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2015年5月27日(水)
メコバラミンの高用量製剤「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の新薬で承認申請-エーザイ

メコバラミンの承認用量の 50 倍~100 倍量である高用量製剤(25mg、50mg)が筋萎縮性側索硬化症(ALS)の治療薬になる可能性がでてきた。5月27日、エーザイはメコバラミンの高用量製剤について、日本において筋萎縮性側索硬化症(ALS)に関する新薬の承認申請を行った。ALSは重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす進行性の難病で、呼吸筋の麻痺による呼吸不全が主たる死亡原因だ。人工呼吸器を装着しな…続きを読む

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2015年5月26日(火)
クラバモックス小児用配合ドライシロップ「副鼻腔炎の適応症」承認取得-GSK

β-ラクタマーゼ阻害剤配合ペニシリン系抗生物質製剤である「クラバモックス小児用配合ドライシロップ」(一般名:クラブラン酸カリウム・アモキシシリン水和物)が「副鼻腔炎」の適応症の承認を取得したと発売元のGSKが発表した。 「クラバモックス」はクラブラン酸(β-ラクタマーゼ阻害剤)とグラム陽性球菌に強い抗菌活性を有するアモキシシリン(ペニシリン系抗生物質)を1:14の比率で配合した製剤である。海外の…続きを読む

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2015年5月22日(金)
大病院の門前薬局、調剤報酬を引き下げへ~厚生労働省

厚生労働省は5月21日に開催された規制改革会議の作業部会で、大病院の門前薬局に対して調剤報酬を一段と減らす方針を示したそうです。 一方で、厚生労働省は「かかりつけ薬局制度」の導入を目指し、飲み合わせの確認、ジェネリックへの切り替えの提案、残薬の削減などに取り組み、特定の病院に集中することなく複数の医療機関から処方箋を受ける面分業の薬局へのフィーを増やす方針です。(門前薬局・面薬局イメージ イラス…続きを読む

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2015年4月30日(木)
サインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)「線維筋痛症に伴う疼痛」の効能効果了承-厚生労働省

サインバルタカプセル(デュロキセチン塩酸塩)について、「線維筋痛症に伴う疼痛」の効能・効果の追加を厚生労働省医薬品第一部会で了承されました。  線維筋痛症って??関節、筋肉などの「痛み」「こわばり」を主症状としますが、臨床成績に異常がなく、強い疲労感、倦怠感、眼・口の乾燥、不眠・抑うつなどの身体的特徴があります。主な原因は明らかではありませんが、最近の研究では「痛み刺激の伝達路の過剰興奮と痛…続きを読む

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2015年4月28日(火)
イリボー(ラモセトロン塩酸塩)女性の下痢型過敏性腸症候群に関する効能・効果追加(男性の半量)了承-厚生労働省

厚生労働省の薬事食品衛生審議・医薬品第一部会が4月28日に開催され、イリボー(ラモセトロン塩酸塩)の女性における下痢型過敏性腸症候群に関する効能・効果の追加について審議され了承されたとのこどだ。 イリボー(ラモセトロン塩酸塩)は2008年10月に「男性における下痢型過敏性腸症候群」を効能・効果としたセロトニン5-HT3受容体拮抗剤である。 下痢型過敏性腸症候群はストレスなどで遊離されたセロトニ…続きを読む

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2015年4月28日(火)
2018年調剤報酬改定で後発品(ジェネリック)数量シェア80%を要望-財務省

後発品を巡る動きが活発化する。富士経済の予測によると、2017年の後発医薬品の市場は2013年に比べ51.9%増の9240億円と今後大幅な成長率になると想定されている。4月27日に財務省が医療・介護などの社会保障分野の論点を示し、厚生労働省が掲げている2018年3月(2017年度末)の後発品の数量ベースのシェア率を60%から80%に引き上げるよう求めているそうだ。現行の後発医薬品調剤体制加算はIが…続きを読む

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2015年4月27日(月)
タリオン(ベポタスチンベシル酸塩)小児用量の追加了承-厚生労働省

厚労省の薬食審医薬品第二部会は2015年4月24日、医薬品タリオン錠5 mg、同錠10 mg、同OD錠5 mg及び同OD錠10 mgの「小児量の追加」を了承しました。 小児のアレルギー治療では、第1世代の抗ヒスタミン薬において口渇や眠気などの副作用が問題でありました。 田辺三菱製薬が実施した小児のアレルギー性疾患を対象とした国内臨床試験でタリオンの有効性並びに安全性が確認されたことから、小児適…続きを読む

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2015年4月25日(土)
リスパダール(リスペリドン)「小児期の自閉性障害に伴う易刺激性」の適応追加を申請-ヤンセン

ヤンセンファーマ株式会社は抗精神病剤「リスパダール」(一般名:リスペリドン)について「小児期の自閉性障害に伴う易刺激性」の適応追加を申請したと発表しました。易刺激性(いしげきせい)って?自閉症の周辺症状で見られるもの。自傷行為や攻撃性、癇癪(かんしゃく)などが挙げられる。※癇癪(かんしゃく)=感情を抑えきれないで激しく怒り出すことリスパダールの薬剤情報(2015.4現在)【一般名】リスペリドン【効…続きを読む

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