「現役薬剤師発」医療ニュース

現役薬剤師が現場に役立つ医療ニュースを配信!!

2015年2月17日(火)
ムコソルバンL錠45mg製造販売承認「小型化で飲みやすく」帝人ファーマ

帝人ファーマは徐放性気道潤滑去痰剤の新製品「ムコソルバンL錠45mg」(一般名:アンブロキソール塩酸塩)の製造販売承認を取得しました。従来販売していたムコソルバンLカプセルは1日1回の服用で去痰効果を発揮し、夕食後に服用することで朝の痰の喀出困難に対して高い効果を発揮する薬剤です。しかし長さが18mmと大きく、高齢者には飲み込みにくいといった問題がありました。今回の「錠剤」は直径7.5mm、厚さ6…続きを読む

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2015年2月16日(月)
プラビックス錠(クロピドグレル)オーソライズドジェネリック(AG)日医工が発売へ

プラビックス(クロピドグレル)のオーソライズドジェネリックが2015年6月ころに日医工から発売されることが決定しました。プラビックスは2014年の日本国内の売り上げは1287億8700万円で、日本で最も売上の高い薬剤です。ブロックバスターの特許切れによる売り上げ低下の影響を少しでも抑えることが、オーソライズドジェネリック発売の狙いと考えられます。プラビックス75mgが282.7円、25mgが112…続きを読む

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2015年2月11日(水)
ボンビバ(イバンドロン酸ナトリウム水和物)の経口薬承認申請【大正・中外】

月1回投与のビスホスホネート製剤である「ボンビバ®静注」の「経口薬」(大正製薬が開発)について2015年2月10日中外製薬が厚生労働省に承認申請を行いました。 ビスホスホネート製剤であるボンビバ(イバンドロン酸ナトリウム水和物)は破骨細胞の働きを抑え、骨吸収を抑えることで骨密度を上昇させます。 従来のボンビバ静注は「静注薬」のため、病院に通い、注射する必要がありました。ワンショットで済むことで…続きを読む

記事カテゴリ:医療ニュース > 製薬

2015年2月4日(水)
ラミクタール(ラモトリギン)にブルーレター「危篤な皮膚障害」

厚生労働省はグラクソスミスクラインの製造販売する抗てんかん薬、双極性障害治療薬ラミクタール錠(ラモトリギン) について、重篤な皮膚障害が発現し死亡に至った症例が報告されていることを踏まえ、 添付文書の「使用上の注意」を改訂するとともに、ブルーレター(安全性速報)を発行するよう指示した。 承認時から皮膚障害に関する注意喚起がされていたが、平成26年9月~12月の間に、ラミクタールとの因果関係が否定…続きを読む

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2015年2月3日(火)
ジェネリックシェア率(平成26年第2四半期)初の50%台突破

日本ジェネリック製薬協会は平成26年度第2 四半期(7月~9月)のジェネリック医薬品の数量シェア率を発表した。 平成26年、第2四半期の数量シェアは51.3%となり初めて50%台を突破した。厚生労働省が定めた「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」では平成30年3月までに60%以上を目指すことを目標としている。 四半期ごとの数量シェア分析結果の推移 平成25年度 第1Q:43.1%…続きを読む

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2015年2月2日(月)
ザイティガ(アビラテロン酢酸エステル)低カリウム血症に注意

PMDAはヤンセンファーマが発売する前立腺がん治療薬ザイティガ錠250mg(アビラテロン酢酸エステル)について低カリウム血症の注意喚起を行った。2014年9月の発売開始から7例の重篤な低カリウム血症が報告されており、内1名は死亡に至っている。発売するヤンセンファーマは、下記の4点について注意喚起を行っている。①投与開始前の血清カリウム値の補正・投与開始前に必ず血清カリウム値等の血清電解質濃度を測定…続きを読む

記事カテゴリ:医療ニュース > PMDA

2015年1月30日(金)
週1回投与のDPP4阻害薬ザファテック錠(トレラグリプチンコハク)第一部会で了承

週1回投与のDPP4阻害薬「ザファテック錠」武田薬品が承認申請を行っていた、週1回投与のDPP4阻害薬「ザファテック錠50㎎、100㎎」(一般名=トレラグリプチンコハク酸塩)について、2015年1月30日に薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会が開かれ製造販売承認が了承された。 週1回で血糖コントロールが可能血糖調節において重要な役割を担うインクレチンホルモンであるグルカゴン様ペプチド-1とグルコー…続きを読む

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2015年1月29日(木)
ジェブタナ(カバジタキセル)による発熱性好中球減少症(FN)安全性情報配信【PMDA】

独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)はジェブタナ点滴静注60mg(カバジタキセル アセトン付加物)について重篤な発熱性好中球減少症(FN)に関する安全性情報を発表した。ジェブタナ点滴静注60mg(カバジタキセル アセトン付加物)はチューブリンの重合を促進し,微小管を安定化することにより細胞分裂を阻害し,腫瘍の増殖を抑制すると考えられているタキサン系抗悪性腫瘍剤である。 ジェブタナ点滴静…続きを読む

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2015年1月27日(火)
室内塵ダニアレルギー性鼻炎を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬を承認申請【鳥居】

鳥居薬品は室内塵ダニアレルギー疾患を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬「TO-203」について、アレルギー性鼻炎を適応症として厚生労働省に製造販売承認の申請を行った。 室内塵ダニアレルギー性鼻炎とは?? 室内塵ダニアレルギー性鼻炎は、室内塵ダニに対するアレルギーが原因となって、くしゃみ、鼻漏、鼻閉、そう痒感などの鼻症状が発現する疾患。 減感作療法(アレルゲン免疫療法) とは??アレル…続きを読む

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2015年1月22日(木)
尋常性ざ瘡薬デュアック配合ゲル(クリンダマイシンリン酸エステル水和物・過酸化ベンゾイル)了承【厚生労働省】

GSKが承認申請していた、デュアック配合ゲル(クリンダマイシンリン酸エステル水和物・過酸化ベンゾイル)について2015年1月21日に薬事・食品衛生審議会の「医薬品第二部会」が開催され了承された。デュアック配合ゲル(クリンダマイシンリン酸エステル水和物・過酸化ベンゾイル)は2成分が配合された薬剤であり、それぞれ薬剤として承認されている。クリンダマイシンリン酸エステル水和物は感受性菌のリボソーム50S…続きを読む

記事カテゴリ:医療ニュース > 厚生労働省

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