「現役薬剤師発」医療ニュース

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2015年3月25日(水)
シタグリプチンリン酸塩水和物(ジャヌビア・グラクティブ)「重大な副作用」に「血小板減少」追記通知-厚生労働省

厚生労働省の医薬食品局安全対策課はシタグリプチンリン酸塩水和物(製品名:グラクティブ、ジャヌビア)について、下記のように添付文書の「使用上の注意」の改訂を通知した。 [副作用]の「重大な副作用」の項に 「血小板減少: 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」 を追記する。 …続きを読む

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2015年3月24日(火)
ムコスタ点眼(レバミピド)涙道閉塞、涙嚢炎重大な副作用追加通知-厚生労働省

厚生労働省の医薬食品局安全対策課はムコスタ点眼液(レバミピド)について、下記のように添付文書の「使用上の注意」の改訂を通知した。 [副作用]の項に新たに「重大な副作用」として 「涙道閉塞、涙嚢炎: 涙道閉塞、涙嚢炎があらわれることがあるので、眼科検査を実施するなど 観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置 を行うこと。なお、涙道閉塞、涙嚢炎が認められた症例では涙道内に白…続きを読む

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2015年3月20日(金)
メトヘモグロビン血症治療剤 メチレンブルー(メチルチオニニウム塩化物水和物)発売-第一三共

第一三共株式会社は、メトヘモグロビン血症治療剤メチレンブルー静注50 mg「第一三共」(一般名:メチルチオニニウム塩化物水和物)の新発売を行った。 メトヘモグロビン血症とは、医薬品、農薬等の原因物質によって血中のメトヘモグロビン濃度が増加する疾患。症状としてチアノーゼ、頭痛、めまい、呼吸困難、意識障害などが出現する。 販売名 メチレンブルー静注50mg「第一三共」 一般名 メチルチオニニウム…続きを読む

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2015年3月19日(木)
セイブル(ミグリトール)の口腔崩壊・OD錠の承認取得-三和

三和化学は、セイブル(ミグリトール)の剤形追加品として、口腔内崩壊「セイブルOD錠50mg・75mg」の製造販売を取得したと発表しました。 セイブルはα-グルコシダーゼ阻害薬に分類される糖尿病食後過血糖改善剤で、食後1時間までに生じる血糖上昇(グルコーススパイク)を強力に抑制する特徴があります。食事の直前に服用することから、OD錠は水なしで速やかに飲めるという点でアドヒアランスの向上に繋がることが…続きを読む

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2015年3月18日(水)
キックリン(ビキサロマー)保存期の慢性腎臓病の効能・効果追加の承認申請

アステラス製薬は高リン血症治療剤「キックリンカプセル250mg」(一般名ビキサロマー)について「保存期の慢性腎臓病」の効能・効果追加の承認申請を行ったと発表しました。 現在は透析中の慢性腎不全患者における高リン血症の改善の効能・効果として発売されています。 キックリンカプセルはアミン機能性ポリマーであり、消化管内でリン酸と結合し体内へのリン酸吸収を阻害することにより、保存期慢性腎臓病患者におい…続きを読む

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2015年3月16日(月)
トリーメク配合錠(ドルテグラビルナトリウム・アバカビル硫酸塩・ラミブジン)承認-1日1回のHIV治療薬

ヴィーブヘルスケア株式会社が承認申請を行っていた1日1回のHIV治療薬トリーメク配合錠(ドルテグラビルナトリウム・アバカビル硫酸塩・ラミブジン)が2015年3月16日に承認されました。 配合されているドルテグラビル(インテグラーゼ阻害薬)はテビケイ錠、アバカビル(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬)はザイアジェン錠、ラミブジン(ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬)はエピビル錠として発売されています。 …続きを読む

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2015年3月12日(木)
防腐剤フリー「コソプトミニ配合点眼液」製造販売承認取得-参天

参天製薬株式会社は、防腐剤フリーの緑内障・高眼圧症治療剤「コソプトミニ配合点眼液」(一般名:ドルゾラミド塩酸塩/チモロールマレイン酸塩)の製造販売承認を取得したと発表した。コソプトミニ配合点眼液は炭酸脱水素酵素阻害剤「トルソプト点眼液 1%」(一般名:ドルゾラミド塩酸塩)と、β 遮断剤「チモプトール点眼液 0.5%」(一般名:チモロールマレイン酸塩)の配合剤で防腐剤を含まない、1 回使い切りのディ…続きを読む

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2015年3月10日(火)
長時間作用血友病A治療薬「イロクテイト」日本にて販売開始-バイオジェン

バイオジェン・アイデック・ジャパン株式会社は、血友病A治療薬であるイロクテイト(遺伝子組換え血液凝固第VIII因子Fc領域融合タンパク質製剤)の販売を2015年3月9日より開始したと発表した。 イロクテイトは、ヒト免疫グロブリンG1(IgG1)のFc領域とBドメイン除去型ヒト遺伝子組換え血液凝固第Ⅷ因子との融合技術を利用して開発され、血漿中の消失半減期を延長させた、長時間作用の遺伝子組換え血友病…続きを読む

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2015年3月9日(月)
プラザキサの特異的中和剤を、欧州と北米で販売承認申請-独・ベーリンガー

ベーリンガーインゲルハイムは、プラザキサ(ダビガトラン エテキシラート)の特異的中和剤(idarucizumab)を欧州と北米にて販売承認の申請を行ったと2015年3月9日に発表しました。 第I相試験のデータでは、特異的中和剤(idarucizumab)投与後にダビガトランの抗凝固効果を迅速かつ持続的に中和させる効果が示され、また特異的中和剤(idarucizumab)投与後に過剰な凝固作用はみ…続きを読む

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2015年3月6日(金)
非定型(第二世代)統合失調症治療薬(塩酸ジプラシドン水和物)臨床第Ⅲ相試験開始【明治】

Meiji Seikaファルマ株式会社は、非定型(第二世代)統合失調症治療薬「塩酸ジプラシドン水和物」(開発番号ME2112)について2015年3月6日に国内臨床第Ⅲ相試験を開始したと発表した。塩酸ジプラシドン水和物は脳内のセロトニン5-HT2AおよびドパミンD2受容体を遮断することで治療効果を発揮する薬剤だ。 Meiji Seikaファルマは中枢領域ではデプロメールやリフレックス、メイラックス…続きを読む

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