アリセプト錠「レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制」の効能・効果追加承認

2014年9月4日、厚労省の薬食審医薬品第一部会が開催され、アリセプトの「レビー小体型認知症における認知症症状の進行抑制」の効能・効果に関して追加の了承をした。この効能で承認された国は日本が初めてである。

アリセプト錠3mg、同錠5mg、同錠10mg、同D錠3mg、同D錠5mg、同D錠10mg、同細粒0.5%、同内服ゼリー3mg、同内服ゼリー5mg、同内服ゼリー10mg、同ドライシロップ1%(成分名:ドネペジル塩酸塩)

国内推定患者数400万人とされる認知症全体の中で、レビー小体型認知症は、アルツハイマー型認知症、脳血管性認知症に続いて多いタイプであり、推定患者数は30~60万人程度と言われている。

レビー小体型認知症は認知機能の異常に加え、手足のこわばりなどパーキンソン病と同様の運動障害が見られるのが特徴だ。これまでレビー小体型認知症の適応で承認された医薬品はなかったが、現場では適応外で処方されていた。

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