厚生労働省は22日、日本製薬団体連合会に医薬品の「使用上の注意」の速やかな改訂を指示した。
主な医薬品、内容は下記の通りである。
■「オルメテック」(一般名・オルメサルタンメドキソミル)
■「レザルタス」(一般名・オルメサルタンメドキソミルとアゼルニジピン)
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「重度の下痢:長期投与により、体重減少を伴う重度の下痢があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。なお、生検により腸絨毛萎縮等が認められたとの報告がある。
を追記。
■「エリキュース」(一般名・アピキサバン)
[ 重要な基本的注意] の項の手術・手技を実施する患者への投与に関する記載を
「待機的手術又は侵襲的手技を実施する患者では、患者の出血リスクと血栓リスクに応じて、本剤の投与を一時中止すること。出血に関して低リスク又は出血が限定的でコントロールが可能な手術・侵襲的手技を実施する場合は、前回投与から少なくとも2 4 時間以上の間隔をあけることが望ましい。また、出血に関して中~ 高リスク又は臨床的に重要な出血を起こすおそれのある手術・侵襲的手技を実施する場合は、前回投与から少なくとも4 8 時間以上の間隔をあけること。なお、必要に応じて代替療法( ヘパリン等)の使用を考慮すること。緊急を要する手術又は侵襲的手技を実施する患者では、緊急性と出血リスクが増大していることを十分に比較考慮すること。
と改める。
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