厚生労働省はサインバルタ(デュロキセチン塩酸塩)について「重大な副作用」に悪性症候群を追記するよう指示した。
[副作用]の「重大な副作用」の項に
「悪性症候群: 悪性症候群があらわれることがあるので、発熱、無動緘黙、強度の筋強剛、 嚥下困難、頻脈、血圧の変動、発汗、白血球数増加、血清CK(CPK)上昇等の 異常が認められた場合には、投与を中止し、体冷却、水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。また、ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられ、急性腎不全に至ることがあるので注意すること。」
を追記する。
直近3年間で国内で報告された「悪性症候群」は5 例でうち、因果関係が否定できない症例 が3 例あったとのことから今回の指示にいたった。
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