厚生労働省はプラビックス(クロピドグレル硫酸塩)について下記のように添付文書の改訂指示を行った。
[副作用]の「重大な副作用」の項の中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、剥脱性皮膚炎に関する記載を
「中毒性表皮壊死融解症(Toxic Epidermal Necrolysis:TEN)、皮膚粘膜眼症候群(Stevens‐Johnson症候群)、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎:
中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、多形滲出性紅斑、急性汎発性発疹性膿疱症、剥脱性皮膚炎があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。」
と改める。
クロピドグレル硫酸塩とアスピリンの配合剤であるコンプラビン配合錠も同様となる。
国内及び海外症例が集積し専門委員の意見も踏まえた調査の結果、改訂することが適切と判断したとのこと。
直近3年間の国内での急性汎発性発疹性膿疱症関連症例は1例報告されている。
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