佐藤製薬が発売するナシビンMスプレー(オキシメタゾリン塩酸塩)について第1類医薬品から第2類医薬品に移行することが厚生労働省より通知された。
類似成分を含有した一般用医薬品(ナファゾリン塩酸塩、塩酸テトラヒドロゾリン)が第2類医薬品として既に流通していることや、重篤な副作用がなかったことを踏まえ、第2類医薬品に移行したも問題ないと判断された。
ただし、
[してはいけないこと]の項の「次の人は服用しないこと」の
「モノアミン酸化酵素 阻害剤(セレギリン塩酸塩等)を服用している人。」について
「モノアミン酸化酵素阻害剤等を服用している人。 ※ モノアミン酸化酵素阻害作用等を有する医薬品は以下のようなものがあり、 いずれもパーキンソン病の治療に用いられる。また、ゾニサミドはてんかん の治療にも用いられる。 ●セレギリン塩酸塩 ●ゾニサミド ●エンタカポン」
を追記することを条件としている。
【薬品概要】
成分名
オキシメタゾリン塩酸塩
薬効群(投与経路)
鼻炎用点鼻薬(点鼻)
販売名(製造販売 業者)
ナシビン M スプレー (佐藤製薬株式会社)
効能・効果
急性鼻炎、アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による鼻づまり
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