タキソール(パクリタキセル)胃がんに対する用法・用量(1週間間隔投与)の追加、公知申請を了承

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会が2015年3月5日に開かれ、ブリストルマイヤーズのタキソール注射液30mg、同注射液100mg(パクリタキセル)が「胃がんに対する用法・用量(1週間間隔投与)」の追加について公知申請が了承された。

従来は胃癌に対しての用法は
A法(パクリタキセルとして、1日1回210mg/m2(体表面積)を3時間かけて点滴静注し、少なくとも3週間休薬する。これを1 クールとして、投与を繰り返す。)であった。

今回公知申請の用法は
1 週間間隔投与に係るB法(パクリタキセルとして、1日1回100mg/m2(体表面積)を1時間かけて点滴静注し、週1回投与を6週連続し、少なくとも2週間休薬する。これを1クールとして、投与を繰り返す。)となっている。

厚生労働省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」により、公知申請が妥当と判断され申請・承認に至った。

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