厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会が2015年3月5日に開かれ、ギリアド社のC型肝炎治療薬ソバルディ錠400mg(ソホスブビル)が承認を了承しました。
効能・効果は「セログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎またはC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」とし、 HCVの複製に関わる NS5Bポリメラーゼを阻害することでウイルスの増殖を抑制します。
用法・用量は通常、成人にはソホスブビルとして400mgを1日1回、12週間経口投与。リバビリンと併用。これに伴い、中外製薬のコペガス錠200mg(リバビリン)に「ソホスブビルとの併用によるセログループ2(ジェノタイプ2)のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」の効能・効果が追加されました。
インターフェロンを必要としない経口併用療法として、インターフェロンによる発熱や倦怠感、精神症状で治療を断念した患者さんにとっても新たな治療法となることが期待される薬剤です。
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