「再発又は難治性の多発性骨髄腫治療薬」ポマリストカプセル(ポマリドミド)第二部会で了承

厚生労働省の薬事・食品衛生審議会 医薬品第二部会が2月26日に開催され、「再発又は難治性の多発性骨髄腫」を効能・効果とするポマリストカプセル1mg、同2mg、同3mg、同4mg(一般名:ポマリドミド)を承認することが了承された。

ポマリスト(ポマリドミド)は米国発のバイオ医薬品企業セルジーン社が開発を進めてきた薬剤で、骨髄腫細胞の増殖抑制作用、免疫調節作用および血管新生抑制作用を有する経口の免疫調節薬である。

多発性骨髄腫は、骨髄の中でがん化した形質細胞が無秩序に増え蓄積する血液がんであり、貧血や骨の痛みなど様々な症状を引き起こす。近年の治療法の進化に伴い生存期間の延長が見られているが、未だに難治性疾患とされる。国内推定患者数は約1万5000人と言われている。

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