厚生労働省はSGLT2阻害薬を発売する製薬会社に対して、添付文書の重大な副作用欄に「脱水」を明記するよう指示した。
2014年4月にSGLT2阻害薬が発売されてから、重い脱水症状が発現したケースが18件あったことから
「脱水に引き続き脳梗塞(こうそく)を含む血栓などを発現した例が報告されているので、十分注意すること」
「脱水を起こしやすい高齢者や、利尿剤を併用する患者は慎重に服用すること」
を加えるよう求めた。
患者さんに普段接する薬局の現場のおいて、SGLT2阻害薬服用患者さんには
「適度な水分摂取の呼びかけ」
「口渇、多尿、頻尿、血圧低下等の症状の確認」
「利尿薬の併用の確認」
を行い「脱水症状」を防いでいく必要がある。
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