ジェブタナ(カバジタキセル)点滴静注、発熱性好中球減少症で死亡例あり注意喚起【PMDA】

PMDAは抗悪性腫瘍剤「ジェブタナ点滴静注60mg」について、2014年9月4日の販売開始以降、約200例の患者様に使用されており、そのうち重篤な好中球減少症・好中球数減少が31例、発熱性好中球減少症が11例報告されている。そのなかで、発熱性好中球減少症・好中球減少症による死亡例が5例あったことから、適正使用に関する注意喚起を行った。

         因果関係が否定できない死亡症例

ジェブタナ死亡例

重篤な発熱性好中球減少症の発現に注意
・本剤投与後に、発熱性好中球減少症・好中球減少症に関する死亡例が5例報告されており、うち4例が1サイクル目に発現しています。
・本剤による治療中(特に初回投与後)は、頻回に血液検査(白血球分画を含む)を実施してください。
・発熱が認められたら、直ちに血液培養等を実施するとともに、適切な抗菌薬投与を速やかに開始してください。(裏面参照)
・G-CSFの適切な使用も考慮してください。

 PMDA発表資料(ジェブタナ点滴静注60mgの適正使用に関するお知らせ)より抜粋

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