2014年11月21日に厚生労働省の医薬品第一部会が開催され、武田薬品が申請している医薬品タケキャブ錠10mg及び同錠20mgの承認が了承されたようだ。
タケキャブ(ボノプラザン)の作用機序はカリウムイオン競合型アシッドブロッカー(Potassium-Competitive Acid Blocker:P-CAB)であり、胃酸分泌に必要なカリウムイオンのH+,K+‐ATPaseへの結合を阻害して胃酸分泌を抑制する。従来のPPIとは異なる。
タケキャブ(ボノプラザン)の主な特徴
①強力な胃酸分泌抑制作用
②短時間での作用発現
③長時間の作用持続
④個人差が少ない(CYP2C19に対する影響がない)
今後ネキシウムなどはじめ胃酸関連薬の競争が激化されることが予想される。
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